ラップいらずの食器ふたたび
おはようございます。わのわです。
このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた
我が家の取組を紹介しています。
ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。
最近ちょっと嬉しいことがありました。
「ゼロ・ウェイスト・ホーム」の
邦訳版を出版社、アノニマ・スタジオさんのサイトに
ゼロ・ウェイストの参考リンク集に
このブログが掲載されていました。
わー、ありがとうございます!
最近すっかりサボり癖がついてしまいましたが、
リンク集から訪れて下さった方、
リンク集に紹介して下さった方が
がっかりしない程度には頑張りたいですね(^_^;
写真は最近訪れた「阿里山カフェ」の
ステンレスストローつきの
コールドドリンク達です。
さて今日は、ラップを使わないために
最近また新しく加わったツールをご紹介しますね。
ラップを使わない工夫いろいろ
使い捨てのラップは
ごみを減らすことを考えると
真っ先に減らしたいもののひとつです。
とはいえ、気がつけば
ラップのない生活なんて考えられないくらい
私たちの生活に染みこんでしまっていました。
ひとつやふたつの方法では
とてもラップの利便性を代替できないので、
あの手この手で消費を減らしてきました。
夕飯の残り物を朝食に出すことが
多い我が家では、
そのまま食卓に出しても見劣りしない、
電子レンジにも使える、
ふたが付いた焼き物の重箱を重宝しています。
昼食にもっていくおにぎりも、
以前はラップで包んでいました。
今は、プラスチックではありますが、
繰り返し使えるおにぎりケースを使っています。
野菜の保存やお皿に盛ったおかずの保存には
天然原料でできた、繰り返し使える
みつろうラップを愛用しています。
みつろうラップは 自家製もできます。
お皿をラップがわりにかぶせる
「お皿ップ」という方法もあります。
しかしこれは我が家では大変に不評で、
見つかるとラップにすげ替えられてしまうので、
おいそれとは発動できません。
新たなラップいらず食器
さて、先日母の遺品から
こんな食器を拾ってきました。
六角形の重ねられる小鉢です。
残り物は焼き物の重箱で
保存しておくことが多い我が家ですが、
重箱ってほどでもない
「ほんのちょっと」が残ることが
ままあります。
うちの旦那さまはお腹いっぱいと
自覚した瞬間から、
あとほんのちょっとでも
ぴたりと食べるのをやめてしまいます。
以前はこういうほんのちょっとを
私が片付けていたのですが、
結果、食べ過ぎるのでやめました。
そんな「ほんのちょっと」を翌朝まで
保管しておくのに、
重ねられるこの小鉢はすばらしい!
と思ってもらってきました。
こんな感じでちょこちょこっと
残ったものを入れてます。
片付けるときは重ねれば
上の器が蓋になるのでラップがいりません。
やっぱり欲しいふた
しかし、ひとつ残念な点は
ふたがないことです。
仕方がないので当初は空の器を
ふた代わりに載せていました。
しかし、あるとき旦那さまが
洗った食器と思って
下の段におかずが入っているにも関わらず、
食器棚にしまってしまいました。
危うく食器棚の中でおかずが腐るという大惨事です。
やっぱりふたが欲しいよね。
旅館なんかで出てくる、
茶碗蒸しの蓋とかであるよね、こういうの。
そんな話をするなかで、
旦那さまが作ってくれたのがこれです!
おおお!ぴったり!
裏にひとまわり小さい板が貼ってあるので、
ずれないのですよ!すばらしい!
しかも上のフタは
質のいい材を使っていてカッコイイ!
ちょこっと残ったおかずは
ラップをかけたくなることが
多かったのですが、
その葛藤ともおさらばです!
ありがたきかな、旦那さま。
ごみ減量効果の試算:年間0.438kg
サランラップは22cm幅50mの製品が
約300g(ネット調べ)なので、
1日10cmを2枚程度として
パッケージや芯も割り戻して1日あたり1.2gです。
1.2g/日 × 365日/年 = 438g
使い捨てラップのかわりに
ふたつきの小鉢をつかうことで、
年間438gの可燃ごみが減量になる計算です。
物量はたいしたことないですが、
使い捨てのものを使わなくて済むのは、
ゼロウェイスターとしては無上の喜びなのです。