わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

2020年、我が家のごみ総決算

あけましておめでとうございます。

 

またまた、ご無沙汰しているうちに

年が明けてしまいました。

 

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ご多分にもれず、我が家も今年は

家でひっそり年越ししました。

我が家では毎年、

年末は友人たちを読んで忘年会を、

お正月は旦那さんと自分と

それぞれの家族の集まりをやるので、

結構にぎやかなのですけどね。

初日の出は近所の公園で拝みました。

こんなふうに身近な地域の魅力に

目がいくようになったのは

コロナの功名かもしれませんね。

 

 

 

 

さて、年を越してしまった

2020年の我が家のごみ総決算です。

ごみの総決算はこれで3年目になります。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

昨年の流れに倣って、ご報告します。

 

自治体に回収されるごみ

自治体に回収されるごみは

可燃・不燃・プラ・紙・布・びんがあります。

(缶は近所のスーパーに持って行っています)

 

可燃
不燃
プラ
びん
1月
 
 
 
 
 
 
2月
0.88
 
0.80
1.85
 
4.28
3月
 
 
1.63
 
 
 
4月
 
 
0.61
 
 
2.22
5月
3.98
 
1.02
9.52
 
2.62
6月
 
3.25
0.62
18.57
 
 
7月
1.50
 
 
 
 
 
8月
 
 
0.94
 
 
5.09
9月
1.34
 
  
11.38
 
 
10月
1.03
 
0.97
 
 
5.21
11月
5.71
 
 
8.11
 
 
12月
0.50
 
1.49
9.50
0.65
 
合計
14.94
3.25
8.08
58.93
0.65
19.42
月平均
(前年)
1.24
(1.28)
0.27
(0.38)
0.67
(0.80)
4.91
(3.25)
0.05
(0.00)
1.62(1.24)

 

 

表の下の方に年間の合計と

月割りにした平均、そして最下段に

カッコ付けで前年の月平均値を入れました。

 

ごみを計量するゼロウェイスト生活も

2020年でまる3年になりまして、

今年も可燃ごみやプラごみは

月に1度もだしていない感じです。

 

月あたりのごみの合計は8.77kg(1人あたり4.39kg)で、

年間にすると、世帯あたり約105.27kg、

1人あたり52.63kgのごみを

出していることになります。

 

前年は1人あたり年間41.7kgだったので、

なんと、前年比26%も増えてしまいました。

 

なお、日本人1人1日あたりのごみ排出量は

0.918kg、年間に換算すると約335kgになります。

 

www.env.go.jp

 

我が家の1人あたりのごみの量は

日本人の平均の16%程度となります。

 

ごみが増加した原因を考える

そんなわけで、一般的な家庭よりは

圧倒的にごみの少ない我が家ですが、

今年は残念ながら、前年度比で

ごみが増加してしまいました。

一応、前年比95%という

控えめな目標を立てていたのですが、

蓋をあけてみれば、まさかの26%増!

それさえも達成できませんでした。無念です・・・。

 

さて、なぜそんなにごみが増えてしまったのでしょう。

細かくみてみましょう。

可燃:-2.7%

不燃:-28.7%

プラ:-15.9%

紙:+51.1%

布:(前年がゼロのため比なし)

びん:+30.5%

  

可燃、不燃、プラに関しては、

減りしろが少ないなかでも

そこそこ減っています。

この3項目はおそらくただ焼却されるか

埋め立てられると思っているので、

かなり意識して減らしています。

 

ところが、紙とびんが大幅に増加しています。

これらはリサイクルされると思っているので、

多少出してもいいという

甘さがあったのかもしれません。

そして、重量にするとこの2項目が

そもそも大きいのです。

 

また、昨年特有の事情もあります。

紙については、テレワークになって

自宅で仕事をしたために、

仕事関係の紙ごみが少なからず出ました。

びんについては、ほとんどが

旦那さんが飲むお酒の四合びんですが、

(一升びんやビールびんなど

 酒屋に返してリユースできるびんは含まれていません)

これが家飲みの増加で増えてしまいました。

 

紙についてはもうひとつ理由があって、

今年は今までとっていなかった新聞を

折々に買って家に持ち帰った

という事情があります。

新聞紙は1日分で100-200gくらいあります。

それを週2回くらい買っていたので、

それだけで15kgくらい増加したことになります。

考えればすぐ判ることなのに、

新聞紙のリサイクル率は高いからと

やはり少し甘くなっていました。

新聞は紙で読みたい派なのですが、

こうはっきりと数字で返ってくると

堪えますね・・・。

 

どうするか、考えたいと思います。

 

その他のごみ

さて、毎年計量、報告してきたごみは

ここまでになりますが、これが

我が家から出ているごみの全てではありません。

そのほかにも我が家から

出て行ったものがあります。

年間の合計額だけみていきます。

  

リユースされるもの

リユースびん(一升びん等):53.4kg

プラハンガー:0.5kg

 

上記のほかに、売却、寄付などで

リユースに回した衣類や本があるのですが、

それはちょっと量を把握していませんでした。

 

リユースは基本的にまた使われるものなので、

減量の優先度は低くてもいいかな・・・と

思っています。

 

リサイクルされるもの

アルミ缶:11.31kg

スチール缶:1.0kg

白色トレイ・透明プラスチック容器:3.4kg

紙パック(牛乳等):2.3kg)

以上のほか、量を把握していないものに、

小型家電、プラスチック歯ブラシ、

トナーカートリッジがあります。

 

アルミ缶がすごいです。

旦那さんが毎日缶ビールを飲みます。

とうとう量を把握してしまいましたが、

知らないほうが幸せなことがありますね・・・。

これについてはびんビールへの転換を

いっとき旦那さんが目論んだのですが、

スーパーだと返却の手続きが面倒で

挫折してしまったようです。

 

あと、実は透明プラスチック容器も、

プラスチックの軽さを考えると

この重量はすごいです。

実は、リサイクルできるようなので

黙認していたのですが、

お惣菜の揚げ物やお刺身など

旦那さんは大好きです。

お刺身も揚げ物もなかなか

自分ではできないものですよね。

しかし、この量を見ると、

これもちょっと対策を考えないといけません。

 

ロットしたもの

生ごみ:47.1kg

 

生ごみはほとんど水分なので、

重さをはかることにそれほど

意味がないかもしれません。

 

最終処分されるもの

スプレー缶や使用済み電池を

市の回収にだしましたが、記録していませんでした。

 

昨年、リユース、リサイクル、ロット、

最終処分されるものを

全て把握することを目指したのですが、

やはりまだ把握できていないものがありました。

今年こそは全て把握したいと思います。

 

2020年総決算まとめ

2020年のごみ総決算は以上になります。

残念ながら、前年よりごみが

増えてしまいました。

原因は総じて、リサイクルごみに甘かった、

突き詰めるとその一点につきると思います。 

とくに、紙、びん、アルミ缶、

白色トレイ・透明プラスチック容器は

それぞれ具体的な方策を

考える必要がありそうです。

 

2021年は、このリサイクルごみの減量を

とにかく意識していきたいと思います。

 

本日は以上です。

今日も最後までお目通しいただき

ありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願いします。