わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

美味しい安心、自家製お豆腐

こんばんは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

「ブックカバーチャレンジ」というのが

Facebookでまわってきました。

好きな本を1日1冊、7日間投稿するやつです。

ミニマルな生活を追求した結果、

本はほとんど処分してしまいました。

困ったな、と思ったのですが、

本棚に今ある本を改めて見てみますと、

それでも残したくらいですから、

かなり思い入れのある本ばかりでした。

そんななかのひとつがこちら、

パールバックの「大地」です。

いきなり読みふけってしまいました。

分厚い文庫で4冊もあるので、

しばらく楽しめそうです。

 

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さて、今日は、市販の豆乳からつくる

自家製のお豆腐づくりのお話です。

 

お豆腐にはもれなくプラごみがついてくる

ごみのことを意識するようになって、

お豆腐を買う頻度が減ってしまいました。

お豆腐は必ずプラスチックの

パックに入っているからです。

あのパックから自由になるべく、

お豆腐を自家製で作りたいという野望は

ずいぶん前からありました。

 

我が家の豆腐づくり 

しかし、なかなかうまくいきませんでした。

それはもう、電子レンジで爆発させたり、

お鍋で挑戦するも固まらなかったりと、

いろんな辛酸をなめました。

 

しかし、ついに成功し、

定着したのがこちらの方法でした↓

cookpad.com

 

材料を混ぜて小分けにして

お鍋に並べて15分の地獄蒸し

蒸し器など特別な道具も

難しい温度管理も要らない

とても簡単な方法で、失敗がなく

我が家では好評の定番料理になりました。 

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 来客用の湯飲みで作っています。

  

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このまま薬味をのせて

お醤油をたらして頂いています。

大豆の味が濃くて、とても美味しいです。

 

ただ、この方法でつくったお豆腐は

とてもやわらかいので、

豆腐を使った料理(麻婆豆腐など)には

向かないです(^_^;

 

とはいえ、とても簡単で美味しいので、

ぜひお試しいただきたいです。

 

自家製豆腐は材料選びが大事

数多の失敗を経て実感することは

材料選びの大切さです。

 

お豆腐の材料は2つだけです。

1.豆乳

2.にがり

以上。簡単です。

 

まず豆乳

「成分無調整」かつ「大豆固形分が10%以上」

のものを選びます。経験から言うと、

大豆固形分は12%くらいある方が、

固まりやすいです。

 

比較的よく見るなかでは、

↓などがよさそうです。

ただ、当然のことながら、

固形分が多いほど粘度が高く「豆っぽい」です。

つまり、飲みやすくはないので、

豆腐づくり以外の用途には使いにくいです(^_^; 

 

もう1つの原料、にがりは、

「本にがり」と言われる、

水で薄めていないタイプを選びます。

我が家で使っているのはこちらです↓

あらなみの本にがり100ml

あらなみの本にがり100ml

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

なお、にがり選びで失敗した場合の対処法ですが、

これ、かなりしょっぱいので、

塩代わりに調味料として使えます。

液体なので塩より便利なときもあります。

 

いろんな材料を使って失敗したので、

原料は妥協しないようにしています。

 

蒸し物に定番のごみをなくす工夫

さて、茶わん蒸しやプリンなどもそうですが、

蒸し料理のレシピによくある記述があります。

蒸すときにそれぞれの容器に

「アルミホイルでフタをする」

というものです。

 

ゼロウェイストを目指す我が家では

アルミホイルはとうの昔に淘汰されました。

 

これ、なんのためか書いてある

レシピはほとんどないのですが、

どうやら蒸している間に

フタについた水滴が落ちてみずっぼくなるのを

防ぐのが目的みたいです。

  

まあ、豆腐なんだから正直

少しくらい水滴が入っても

問題ない気もしますが、あえて防ぐなら、

フタに水滴がつかないようにすればいいわけです。

 

だいたい、アルミホイルなんて

便利なものがある前から

日本には蒸し料理はあったはずです。

はて、どうしていたっけか? 

www.sirogohan.com

 

そうでした!

フタを布巾で覆っていましたね。

こうすると余計な水分は布巾が吸ってくれます。

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というわけで、↑のようにすると

個別に被せるアルミホイルが要りません。

プリンや茶わん蒸しなどにもおすすめです。

 

ただ、この方法はたぶん、

うっかりすると布巾が燃えます。

・一回濡らして堅く絞る

・フタの上にしっかり折り込む(できれば結ぶ)

・火が鍋底より広がらないように調整する

この3点をしっかり押さえるようにしています。

 

ごみ減量効果の試算:1,260g(プラごみ)

市販のお豆腐は300gが

15gのプラスチックのパックに

封入されていますが、

この自家製のお豆腐を

月に4回くらい作るとすると、

市販のお豆腐7個分くらいに相当します。

 

15g × 7個/月 × 12ヶ月/年 = 1,260g

 

スーパーで購入していたお豆腐を

月4回ほどの自家製で賄うことで、

年間1,260gのプラごみ減量になった計算です。

 

ただ、自家製の原料にも

パッケージがあります。

にがりは一回分が少量なので

目をつぶるとしても、

豆乳の紙パックは、1,000mlあたり

32gの紙パックと3gのプラ製注ぎ口があります。

上記の頻度で年間に換算すると

768gの紙ごみと72gのプラごみが出ます。

 

そう考えると、まあ紙パックが

プラより資源化されやすい点を加味しても

努力量に対して削減できるごみの量は

あまり多くないですね(^_^;

 

ごみの減量だけのためにと思うと

割に合わないかもしれませんが、

自家製だと原料が解っていて安心なのと、

とにかく簡単で美味しいです。

 

とはいえ、たまには市販の

かたいお豆腐も食べたいです。

やはり、パッケージフリーで

買う道を切り開く方がいいかもしれません。

 

また長くなってしまいました。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。