わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

テレビとの悲しい距離感

こんばんは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

みなさまいかがお過ごしですか。

新聞やニュースに触れると

胸が重くなることばかりですね。

医療の現場はまさに

補給もままならない戦場のようです。

うっかりすると無力な自分に焦燥感を感じたり、

先行きの不安に駆られてしまいそうです。

そういったネガティブな感情のままに動いて

差別や非難の土壌を育ててしまわないよう、

思いがけず享受できた「日常」だけは

頑固に守っていきたいと思っています。

 

www.youtube.com

 

 

さて、また間が空いてしまいましたが、

今日は以前書いたこの記事の

続きを書こうと思います。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

放送された内容

もうずいぶん昔のことになりましたね。

昨年11月に「NewsZERO」の

取材を受けたときのお話です。

放映された概要は↓にまだ掲載されています。

www.ntv.co.jp

 

すっごい簡単な内容ですけど、

この取材、丸一日かけているんです。

で、紹介のブログではお蔵入りになった

ゼロウェイストの経済性のお話を紹介しました。

 

食品関係を除いても

(といってもペットボトルが入っていましたが(^_^;)

ゼロウェイスト生活で年間15万くらい

節約になっていることがわかりました。

この15万のかつての調達先は

ほとんどドラッグストアでした。

詳しくは最初にご紹介した

過去記事をご覧ください。

 

お蔵入りのリスト 

この「いくらオトクか」という

試算のリストはオンエアでは

結局使われませんでした。

もちろん丸一日の撮影でオンエア数分ですから、

使われなかったカットの方が多いです。

それにしてもあの手書きのリストは

取材班側の情熱に押されて作ったものでした。

はて、どういうことでしょうか?

 

ふと思い当たったことがありました。

民放のテレビはNHKと違って

視聴者からびた1文お金をとりませんね。

CMの広告収入で成り立っているんですよね。

 

テレビ局の広告収入ってどんなもの?

みなさん、テレビのCMといったら

何が思い浮かびますか?

自動車、消費者金融、栄養ドリンク・・・。

人により様々だと思います。

そもそも、どの業界から

どのくらい出ているんでしょうね?

 

気になったので確認してみました。 

www.ntvhd.co.jp

 

お世話になったテレビ局さんの

決算説明会資料をみてみました。

 

日本テレビ放送網の売上高(2018年度)は3110億円。

このうちテレビ放送による広告収入が2560億円。

実に8割以上が広告収入です。

 

で、どの業界がどれくらい

支出しているんでしょう?

こんなグラフがありました↓。

 

f:id:wanowanowa:20200426170154p:plain

 

簡単に言うと、広告主の業態別の売上シェアです。

「化粧品・トイレタリー」が2番目に来ています。

 

わのわが敵にまわしたもの

 「私が買わなくなったもの」をもう一回みてみましょう。

(見にくくてすみません;)

f:id:wanowanowa:20191201222821j:plain


ほとんどが「化粧品・トイレタリー」に

分類されそうなものです。

 

これを全部買わないのが

10年後のライフスタイルだなんて

日テレさんが言えるわけなかったですね。

 

いえ、これはもちろん、

ワタクシ個人の憶測ですけどね。

 

ほかの局の同様の資料もみてみました。

順位には局により特色はあるものの、

「化粧品・トイレタリー」分野は

どこでも上位に食い込んでいました。

 

考えてみれば、花の王様の会社、

ネコ科の大型哺乳類の会社、

PとかGとかつく会社、

テレビをつければ

見ない日はない気がします。

(最近はあまりつけてませんが)

 

それで、私はこれらの大企業さんの商品の

ほとんどは要らないと言っているわけです。

 

もっと言うと、他にもCMでよくみる

家電や加工食品も、多くが要らない、

あるいはもっとずっと簡単でいいと思っています。

 

ゼロウェイストとテレビの悲しい距離感

ゼロウェイストなライフスタイルを

たくさんの人に知ってもらうために

テレビで紹介してもらえるのは

ありがたいと思って取材に応じました。

しかし、テレビがこの業態である限り、

ゼロウェイストを推すなんてことは、

あり得ないことに思えてきました。

 

そんな感じで、

テレビは出てもしょうがないかな。

というか、このスタンスで行くと

2度とオファーないな、

と思った初テレビ出演でした。

 

だからといって、なくても済むような

オシャレなエコグッズとかも

ことさらにおすすめする気には

なれないのでした。

 

まあ、最近ブログもサボりすぎなんで

そもそもあまり

お目にとまらないとは思いますが(^_^;

 

本日は以上です。

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。