わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

人生初メイクブラシ

こんにちは。わのわです。

このブログではゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。

ごみを減らしたいと考えている

どなたかのお役に立てば幸いです。

 

先日、近所の農家さんの直売所で冬瓜を買い

豆腐屋さんのがんもと一緒に煮物にしました。

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頂きながらふと、

こんな真夏に「冬瓜」とは、こはいかに?

と思い調べてみたら、

皮が厚く丈夫で常温で冬まで保つので、

その名前がついたそうです。

ちなみにワタや皮も食べらて、

棄てることがない、と知ったときには

ワタも皮もキエーロに投入してしまっていました。

次回はもっと食べ尽くしたいと思います。

 

 

さて、今日はわのわの苦手なメイクのお話です。

メイクが苦手で・・・という話は

以前もしました。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

苦手というか、無頓着といった方が正しいです。

一応、職業人として出かけるときはメイクします。

しかし、メイクへのこだわりがなさすぎて、

いつも同じ製品のレフィルを買っています。

 

イカラーのチップ問題

最近、困ったことが起こりました。

コロナ禍でメイクの頻度が

さらに減ったせいでしょうか。

イカラーを塗るのに使う付属のチップ、

いままではレフィルを買うタイミングまで粘って

一緒に買い換えていたいたのですが、

イカラーがなくなるより先に

劣化してきてしまいました。

 

チップだけならその辺でも売ってるでしょ、

と思ってドラッグストアに行ってみました。

すると小さなプラスチックのチップのこと、

6本セットで販売されているのしか

見つかりませんでした。

 

いや、そんなにストックしたくないなぁ。

という思いからふと、

私よ、あと何本このプラスチックのチップを

使い捨てるつもりなのか。

という思いに至り、つぶやきました。

 すると、思いのほかたくさんお返事頂けまして。

そのなかで多かったのはこの2つでした。

1)指で塗ればいいのよ

2)ブラシなら長持ちよ

これはまた、付属のチップ以外に

イカラーを塗る選択肢があるとは

思わなかった私には目からウロコでした。

 

そして、きわめつけは

ウタコさんのタイムリーなこのつぶやきです。

すごい!10年とか使えるなら

絶対それがいいわ。

メイクに無頓着なわのわには

猫に小判感がなくもないですが、

メイクブラシというものを

探してみることにしました。

 

さて、何か買うとなったら

気をつけていることがいろいろあります。

 

買い物のこだわり①店舗でとことんリフューズ

こちらでも言及しているように、

できるだけ通販は利用せず、店舗に伺い、

とことんリフューズして必要なものだけ

持ち帰るようにしています。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

ごみについて、売り手・作り手にも

考えて欲しい、という願いもあります。

また、結局は、手にとって、

お店の人の話を聞きながら選んだ方が

間違いのない買い物ができると思っています。

 

買い物のこだわり②プラスチックより自然素材

同じごみの量なら土に還せる自然素材がいいです。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

上記の記事でお伝えしたように

個別的には本末転倒な事案があったとしても

全体としては、自然素材を選ぶことは

環境負荷が低い行動原理だと思っています。

 

買い物のこだわり③作り手に近いこと

いろんな意味を含ませたら

抽象的な表現になってしまいました。

距離的に近いところで生産されたものの方が

流通にかかる環境負荷が小さいに違いありません。

メイクブラシのような小さなものにしたって

原則は同じです。

地域のもの>国産>外国産

そんな優先順位になっています。

さらに、生産者との間に

何人も人が挟まらないこと。

これも大事にしています。

直売所とか、メーカー直販がいいということです。

間に人がたくさん入れば、

それだけ中抜きされて生産者さんの手に渡る

対価が少なくなるわけですし、

生産者さんの思いも伝わりにくくなる。

伝わりにくい思いを維持するのって

大変だと思いませんか?

そういうことって品質にも

影響してくると思うのです。

 

買い物のこだわり④資本は小さい方がいい

ひとつ前の「生産者と近いこと」と

重なる部分が多いですが、

大企業の作る・売るものよりは

小さなな工場や商店で作る・売るものを選びます。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

 

こちらの記事でもお伝えしたように、

取引をする相手の資本は

小さい方がいいと思っています。 

それが結局、「作り手と近いこと」に

繋がることが多いです。

 

いざ熊野筆

そんなことを考えると

身近なコスメショップやドラッグストアには

なかなかいいものがなく、いろいろ調べた結果、

こちらにお邪魔することにしました。

kumanofude-selectshop.com

 

銀座にある、熊野筆セレクトショップです。

銀座には地域のアンテナショップが

たくさん集まっている地域があって、

そのなかの広島県のアンテナショップに

入っているお店でした。

 

銀座はあまり縁のない土地ですが、

ちょうど大手町あたりにいく用事があったときに

足を延ばしてお邪魔しました。

江戸時代から筆づくりが地場産業として盛んだった

広島県熊野町の複数の工房で作られたものを

まとめて展示販売しています。

店内には数多の筆が並んでいて

素人は目が回りそうでしたが、

商品知識の塊みたいな店員さんがいて、

私の希望にあった筆を

お勧めしていただきました。

 

そして買ったのがこちらです。

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木と金属、獣毛をつかったものです。

ちなみに、私は自然素材優先で選びましたが、

おそらくヴィーガンの方向けと思われる

ナイロン毛のものもありました。

ナイロンとは思えない自然な触感で

このあたりも品質が追及されているのだなぁ、

と感心しました。

 

メイク劣等生、メイクブラシに感動

さて、いままで付属のチップで

特段問題を感じていなかった

メイクに無頓着な私ですが、

このブラシを使ってみると、

あまりの使いやすさにびっくりしました。

チップよりも肌に優しく

軽いタッチでカラーが思った通りの場所に乗ります。

チップとブラシでこうも違うものかと感動してしまい、

アラフィフにしてお化粧が少し楽しくなりました。

 

お店の人にはこの筆、5~10年くらい使えると

いわれましたが、願わくばもう少し長持ちしてもらえれば、

最初で最後のメイクブラシにできるのではないかと

野心的に(?)大事に使いたいと思います。

 

ごみ減量効果の試算:6g(プラごみ)

イカラーに付属のチップは2本で2gです。

これを年に3回くらい交換していました。

 

2g × 3回/年 = 6g

 

 

イカラーに付属のプラスチックチップを

交換するのをやめて、

永く使えるメイクブラシにすることで、

年間6gほどのプラごみ減量に・・・

といっていいのか分からないほどわずかです(^_^;

 

なお、このメイクブラシは3本で16gでした。

10年使えたとして年間のゴミの量は1.6gあります。

それも含めると、ごみの減量効果はほぼないのですが、

寿命の短いものを短いスパンで替えるより

よいものを長く使うスタイルが好きです。

あと、付属のチップと丁寧に作られた筆では

使い勝手が雲泥と知りましたので、

満足な買い物になりました。

 

今日も長くなりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。