わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

中身だけ頂いていいですか?

こんにちは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

お彼岸に入って急に秋めいてきましたね。

お彼岸といえば彼岸花ですが、

ツイッターで検索しても今日はまだ

ほとんど上がってきません。

我が家にも彼岸花が植わっています。

探してみたらありました!

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まだ蕾でした(^_^;

蹴っ飛ばしそうなところに出ていたので

支柱をたてておきました。

もう2,3日で咲くのかなーと思うので

注意してみていたいと思います。

 

さて、今日はちょっとした四方山話。

先日、アイシャドーをほぼほぼ使い切ったので、

新しいのを買いに行った時のお話です。

 

 

 

ゼロ・ウェイスト的化粧品の買い換え時

サラっと書きましたが、

使い切って初めて次を買いに行く、

こんな化粧品の買い方って

もしかしたら、めずらしいのでしょうか。

 

ほぼ使い切ってから買いに行くので、

あれこれ比較検討するタイミングもなく、

まあそもそもそんな情熱もないから

そんなことになるんですが、

今まで使っていたものと同じものを買いました。

 

化粧品は未開拓分野

さて、ゼロ・ウェイスターわのわが選ぶ化粧品は

どれほどゼロ・ウェイストなのか?

と期待されていたら光栄なのですが、

残念ながら、使っている商品は至ってふつうです。

プラスチックの容器に入れられ、

紙やプラスチックで包装された

普通の市販の化粧品です。

 

プラスチックフリーだったり、

包装材がスマートだったりする商品に

いつかは移行したいと

思ってはいるのですが、

いかんせん関心が薄いせいで

後回しになっております。

 

あと、化粧品売り場という空間が

苦手なのもあります。

店員さんがぐいぐい話しかけてくる感じが

まず苦手ですし、

かなり真剣に取り組まないと

数多ある商品のどこが違うのか

比較検討できないのも敷居が高いです。

 

正直ここは志を同じくする同志や先輩に

教えを請いたいところです。

プラスチックや包装材がスマートな化粧品、

おすすめがあったら教えて下さい・・・。

 

買い方で気をつけていること①お店で買う

そういうわけで少しもゼロウェイストが

進んでいない化粧品分野ですが、

それだけに買い方には気を使っています。

 

ひとつは通販を利用しないことです。

ずっと利用しているブランドは

もともと通販ブランドなのですが、

ゼロウェイストを目指すようになってからは

実店舗まで買いに行くようにしました。

 

通販でモノを買うと、通販でなければ出ない

梱包材のごみがたくさん出ます。

特に化粧品はモノが小さいわりに大きな箱で

緩衝材たっぷりで届くことが多く、

受け取った時のやるせなさがすごいです。

 

しかし、それ以上に通販を避けたい理由は

通販だと「リフューズ」ができないことです。

なんだかんだ、おまけやら広告やら、

通販を利用すると頼んでいないモノも

「送りつけ放題!」とばかりに

いろいろ送られてきます。

 

お店なら、要らないものは要らない、

本当に求めている部分だけを

受け取ることができます。

 

買い方で気をつけていること②とことんリフューズ

で、ここからが今日の本題なんですが、

お店で買うときも、できるだけ

商品の欲しい部分だけ持って帰るようにします。

 

チラシや試供品など、お断りすることで

消費量が減るモノはもちろんですが、

パッケージの箱など、どのみちごみになるモノも

会計時に「中身だけ頂いていいですか?」

とお願いしてみます。

たいていの場合、快く対応していただけます。

 

先日買い入れたアイシャドーは、

詰め替え用のレフィルです。

対面販売の化粧品店なので、

その場で手持ちのコンパクトに

セットしてもらい、

古いモノは引き取ってもらいました。

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もちろん新しい商品の包装もすべて

お店で処分してもらい、

写真のような状態で持って帰ってきました。

 

ごみは作った人/売った人に処分してもらう

こういったモノは、家でごみになるか、

店でごみになるかの違いで、

店に置いてきても

特段ごみの減量にはなっていません。

なので、あまり意味のないことだと

以前は思っていました。

 

しかし、 最近はそうでもない気がしています。

消費者にできるごみ減量の

取組って限界があります。

たとえば欲しいと思った製品が

立派な化粧箱などに入ってきて、

持ち帰ってすぐごみになるのは

消費者の立場ではどうすることもできません。

やっぱりそこは作る人、売る人に

少し考えてほしいのです。

 

買い物は投票であり

製品や企業姿勢を支持します、

という意思表示になります。

であれば、YESもNOも伝えたいのです。

「あなたの商品をいいと思って私は買います。

 でも、箱はいりません。」

その意思表示として。

できる範囲で、お店のレジなどで

「中身だけ頂いていっていいですか?」

とお願いして袋や箱などのパッケージは

お店で処分してもらうことにしています。

 

社会がゼロウェイストにシフトしていくために

モノを生産する企業の努力が必要不可欠です。

 

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

以前、上記の記事でも書きましたが、

これまで、エンドユーザーの手に

わたった製品の廃棄は

100%自治体マターでした。

だから企業はごみになったときの負荷を

考えることなくモノを

生産・販売することができたのです。

その結果、私たちの社会は

大量消費・大量廃棄が

当たり前になってしまいました。

 

これからは企業にも製品の行く末を

気にして欲しい。そんな思いで、

できるだけ実践するようにしてます。

「中身だけ頂いていいですか?」