わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

夢か悪夢かドラッグストア

 

こんにちは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

最近「セルローススポンジ」

というのを試しています。

自然素材なので、

最後は土に還すことができます。

たっぷり水を吸うので少量の洗剤で

よく汚れが落ちる印象です。

いっぽうで水をよく吸うゆえ、

清潔に保つのにすこし気を使います。

ちょっと色がくすんできたので、

煮洗いしたらさっぱり真っ白になりました。

煮沸できるのは自然素材ならではの強みですね。

 

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さて、今日は最近めっきり行かなくなった

ドラッグストアのお話です。

 

 

 

疎遠になったドラッグストア

ここ数年でしょうか。ドラッグストアに

めっきり足を運ばなくなりました。

 

以前は週末のたびに出かけては、

売り場を隅から隅まで練り歩き、

必要なものはないか

あれこれ品定めをしていたものです。

職場近くにも複数店舗があって、

ポイント5倍デーとかの日には

何か欲しいものなかったっけ?

昼休みや帰り道にも足を運んでました。

 

買うもの(現状編)

最近は用がないと足を向けません。

が、その用事もめっきり減りました。

いまでも買っているものといえば、

↓くらいでしょうか。

甜茶(自家製できない野草茶)

・胃腸薬、頭痛薬など医薬品

重曹(用途いろいろ)

・過炭酸ナトリウム(掃除・洗濯用)

・セスキ炭酸塩(掃除・洗濯用)

グリセリン(スキンケア用)

蚊取り線香

・日焼け止め

あら、意外とありますね。

しかし、これだけだと月に1回も行かないのです。

 

買っていたもの(過去編)

そもそもドラッグストアで

何をそんなに買っていたのでしょう。

今では曖昧になってきた記憶を

たぐってみました。

・トイレの洗剤

・トイレの洗浄剤(タンクに入れるやつ)

・お風呂の洗剤

・掃除用の洗剤

・お風呂のカビ取り剤

・パイプ洗浄剤

・トイレや玄関の消臭剤

・湿気取り剤

・シャンプー他ヘアケア製品

洗顔

・野草茶いろいろ

・その他いろいろ夢グッズ

・・・こんなところでしょうか。

 

買っていたもののほとんどは不要だった

洗剤系はほとんど使わなくなりました。

お風呂もトイレも基本は

こすって水で流すだけです。

お部屋も雑巾で水拭きのみ。

とれない汚れがあれば

石けん、酢、重曹、セスキ、過炭酸ナトリウム

などを動員することはあります。

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専用洗剤に代わって活躍している掃除三兄弟

 

でも基本的には、動員しなくて済む頻度で

掃除するようにしています。

専用洗剤や洗浄剤なしでも、

特段問題が起きていません。

 

掃除の頻度を負担なく高くできたのは

モノを減らして掃除が楽になった点が

大きいと思います。

 

シャンプーや洗顔料も使わなくなりました。

 

wanowanowa.hatenablog.com

  

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ボディソープは旦那さまが嫌いなので、

もうずっと前から使っていないです。

 

我が家ではこれだけのものが不要でした。

にもかかわらず、やめてしまうまでの何年間も、

どれだけ無駄に洗剤を下水に流していたでしょう。

今も日々、たくさんの家庭から

本当は必要のない洗剤が流れ出ています。

そう考えると恐ろしくなります。

 

消臭剤や湿気取り剤も家には必須と

勝手に思い込んでいましたが、

やめてしまっても特段問題はおきませんでした。

 

夢グッズこそがドラッグストアの真髄

夢グッズ?なんのことやら、

と思われるかもしれません。

こんなものです。

・はくだけで足が細くなる靴下

・塗るだけで七難かくせる美白美容液

・貼るだけで目の下のクマがとれるパック

・吊すだけで虫が来なくなる虫除け

・食べるだけで体脂肪が燃えてなくなる健康食品

・浸かるだけで疲れがすっかりとれる入浴剤

テキストだけ見るとウソっぽくないですか?

 

しかし、これが実際の店舗や

商品のパッケージだと、

もう少しまことしやかに

だけどウソにならないように

商品の説明がされています。

 

こういう商品が、ドラッグストアの存在を

象徴していると思います。

訪れる人の不安やコンプレックスをつついて

それに対応したそれっぽい商品を売る。

最近ではそれでは飽き足らず、

体臭や口臭に関する商品や抗菌グッズなど、 

実際はほとんど実害のないところから

不安やコンプレックスを

生みだしているようにすら思われます。

 

効果がゼロではないのでしょうが、

本当にそれが改善すべき問題であれば、

もっと本質的な解決策は別にある場合が多いです。

いっぽう、抗菌グッズのように

現状で特段実害がない場合も多いです。

 

たまにいくとそんなことばかりが目につくので、

最近はドラッグストアに行っても

「長居は無用」とばかりに、

必要なものだけ手にとって

そそくさと会計を済ませて後にしています。

 

いたずらに不安をあおられるのは、

分かっていてもやっぱり嫌なんですね。

 

ごみ減量効果の試算:0.64kg(プラごみ)

さて、ドラッグストアで

買わなくなったものは多岐にわたるので

全てを試算するのは難しいのですが、

代表選手として、掃除用の洗剤類について

試算してみましょう。

・トイレ用洗剤

・お風呂用洗剤

・掃除用洗剤

・お風呂のカビ取り剤 

 

いずれも↓のようなスプレー容器です

マジックリン ハンディスプレー 400ml

マジックリン ハンディスプレー 400ml

 

 

だいたい↓のような詰め替えボトルを買っていました。 

マジックリン ハンディスプレー つめかえ用 400ml
 

 

上記の詰め替えボトルは80gくらいあります。

どのくらいの頻度で買っていたか、

ちょっと定かでないのですが、

仮に4種類をそれぞれ年2回買っていたとすると、

 

80g/個 × 4種類 × 2回/年 = 640g

 

お風呂やトイレ等の専用洗剤をやめることで

年間640g程度のプラごみ減量になります。

 

最近は袋入りの詰め替え用もあるようです。

袋だと10gくらいなので、年間80gくらいです。

 

実際には、掃除用洗剤以外にも

いろいろやめました。

それにどれほどの効果があるか、

試算するのは難しいですが、思うに、

ドラッグストアでの買いものをやめたり、

行く頻度を減らすだけで、

相当のごみと支出の減量になる気がしています。 

  

なお、今でも買っているけれど、

ドラッグストア以外で調達するように

なったものもありますが、

その話はまたの機会に。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。