わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

万年筆はゼロウェイストか

こんにちは。わのわです。このブログでは、

ゼロ・ウェイスト に向けた

我が家の取り組みを紹介しています。

ごみの減量に取り組んでいる方の

参考になれば幸いです。

 

今日は地元の公園でお祭りがありました。

ステージで小さな女の子たちが

バトンダンスを披露するのをみて

不覚にも泣きそうでした。

小さな子どもたちは未来の希望に溢れて

キラッキラの宝物に見えます。

子育てって大変なことも多そうだけど、

きっとこんなのを見たら

一気に日頃の苦労も報われるのかな。

私には子どもがないので、

寂しい気持ちもあります。

いっぽう、親不孝ばかりと思えた私でも

子どもの頃はこういう機会はあったので、

あれはそれなりに親孝行だったのだなぁ、

なんて思ったり、いろいろ感慨深かったです。

 

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さて、今日は数年前からメインの筆記具として

愛用している万年筆のご紹介です。

 

 

 

写真は愛用している木質っぽい万年筆です。

実際には樹脂をしみこませてあるので

プラスチックフリーではないんですけどね(^_^;

そう見えるところが気に入ってます♪

 

万年筆を使う理由

なんといっても都度のごみが

ほぼ出ない点が気に入ってます。

 

普通のボールペンは使い捨てか、

レフィルのごみが出ますが、

万年筆はコンバーター式のものなら

インク補充時にごみは出ません。

 

インク補充時の拭き取りに

ティッシュを使えと

書いてあることが多いですが

エスを使えば都度のごみは出ません。

 

排出するものとしては

インクのボトルがありますが、

1-2週間に一回の補充でも

30mlのインクが2年くらいもっています。

 

万年筆のよいところ

使ってみて気に入っている点は他にもあって、

なんとなく少し字がきれいに見えて、

字を書くのが楽しくなることです。

 

仕事上郵便をよく出しますが、

以前は必ずA4版の送り状を

印刷して付けていました。

最近は簡単な内容のときは

一筆箋や家に溜まった絵はがきに

一言書いて送ります。

 

送り状に書くような通り一遍の

宛名書きやあいさつを省略すると

簡単な内容なら印刷より早いですし、

紙も新しく消費しなくて済みます。

そして、それでも万年筆の直筆の方が

心がこもってみえるように思えるのです。

 

使ってみると字が書きたくなる

楽しくなるこの感じは

うまくお伝えできません・・・。

だまされたと思って

一度手にとってみてほしいです。

 

万年筆は高価な印象がありますが、

お求めやすいものもあります。

 

↑私がお試しで買った第一号は

1000円未満でした。

 

「プラなし生活」さんでも、

万年筆の魅力や使い方、選び方を

紹介してくださってます↓

lessplasticlife.com

 

情報量が多くとても勉強になります。

 

万年筆が苦手なものいろいろ

ただ、長く使っていると分かってくる

苦手なパターンというのはあります。

 

複写式

筆圧をかけずに書くものなので、

宅急便の送り状のような複写式が苦手です。

こういうのにはボールペンを使っています。

 

飛行機

気圧の低い航空機内で開けると

インクが飛び散るそうです。

たぶん上空で使わなければ

大丈夫だと思いますが・・・。

 

インクが水性なうえに

ボールペンのように

刻み込む感じがないので、

水にはかなり弱いです。

雨の日にポストへ投函する寸前、

雨粒がほんの一粒落ちただけで

その部分の宛名書きは

読めなくなってしまいました。

持ち帰って封緘しなおしました(^_^; 

 

にじみ

書く紙によっては

にじんで読みにくくなります。

和紙のような吸水のいい紙だと

とても書きにくいです。

 

そんなこんなで、ミニマルにこれ1本!

というわけにはいかないのが

万年筆の弱いところではあります。

 

あと、メンテもそこそこ必要ですが、

(詳しくは上記「プラなし生活」さんをご覧ください!)

それはゼロウェイスト志向なら

もはや当たり前であり喜びですらあるので、

デメリットには数えないことにします。

 

ごみ減量効果の試算:100g(不燃ごみ

ボールペンは1本10gくらいで、

メインで使っていた頃は2-3ヶ月で

使い切っていました。

平均すると年間5本くらいでしょうかね。

 

10g/本 × 5本/年 = 50g/年

 

ボールペンを使い捨てずに

万年筆を使うことで、

年間100g程度の不燃ごみ減量になります。

 

ただ、ボールペンを使い捨てずに

レフィルを使うという方法があります。

そうするとその包装も含めて

2.5gくらいの使い捨てで済むので

ごみは年間にして12.5gくらいです。

 

いっぽう、万年筆を使っても

インクボトルは排出されます。

ボトルはプラスチックのフタが5gくらい、

ガラスのボトルが50gくらいです。

これを2年もたせたとしても、

重さだけだとレフィルに勝てません。

 

ガラスはリサイクルされ、

フタもレフィルよりは

リサイクルしやすいごみだとしても、

ボールペンをレフィルで

使いつづけるのと比べると

どちらが環境負荷が小さいかは、

なかなか難しいところではあります。

 

ただまぁ、広く長い目でみると、

1つのものを使い捨てずに

メンテしながら長く使い続ける

という行動原理自体は

ゼロウェイストへつながると思います。

 

そんなわけで、ごみの減量効果は微妙ですが、

1つの物を大事に使うって、

とっても気分のいいものですよ!

ということがお伝えしたかったのですが、

いかがでしたでしょうか。

 

今日はこの辺で失礼します。

最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。