わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

敷きパッドのゴムが伸びる問題

おはようございます。わのわです。

このブログでは、

ゼロ・ウェイスト に向けた

我が家の取り組みを紹介しています。

ごみの減量に取り組んでいる方の

参考になれば幸いです。

 

母は少し早く亡くなってしまいましたが、

母の母は98歳でまだまだ健在です。

先日誕生日祝いにいったら

ピアノをひいてくれて、

さすがにびっくりしました。

書道も短歌もなかなかの腕前です。

会いに行くたびに

お手製の刺し子の布巾をくれます。

昔ならこういうものは勿体なくて

使えなかったですが

今は「モノは使ってこそ活きる」と思うので

ありがたく日々使わせてもらってます。

 

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98歳のおばあちゃんの作品

 

さて今日は、ベッドの敷きパッドを

メンテしたお話です。

 

 

 

敷きパッドのゴムが伸びたら

実はだいぶ前から気になっていたのですが、

ベッドの敷きパッドのゴムが

伸びてしまいました。

ベッドのマットレスの四隅に

引っかけるゴムの部分です。

お目汚し失礼します。

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びろーん・・・。

これが伸びてしまったせいで、

寝ている間にずれて、

毎朝敷き直しです。

旦那さまには早く買い換えよう、

といわれていましたが、

ダブルベッドなので結構な物量で、

ただゴム部分が伸びてしまっただけで

全部ごみにして新品をまた消費するのは

いかにも気が進みません。

 

ゴムの付け替え

そこで、重い腰をあげて

ゴムを付け直すことにしました。 

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写真のようにゴムは

ふちをぐるりとかがるテープに

斜めに縫い込まれていて

簡単に交換できるようにはできていません。

 

うーむ・・・。ミシンがあれば

これを部分的にほどいて付け直すのも

それほど手間ではないのかもしれません。

しかし手縫いとなるとかなり面倒です。 

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まあ、敷きパッドなんて、

人様に見せる物でもありません。

面倒なので上から新しいゴムを

縫い付けることにしました。

伸びた古いゴムは縫い目の際で

切り落としましょう。

まち針で簡単にとめて、

一応縫い目が合うように

線を引いてみますか(全体的に、雑)。

 

できあがり! 

これもミシンがあれば

一瞬の仕事なんでしょうけどね・・・。

手縫いでちくちくやりました。

けっこう負荷がかかる縫い目になるので、

2本取りの返し縫いで3本縫いました。

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 基本的に手際悪い方なので、

この1箇所で15分かかりました。

四隅のゴムの両端で合計8箇所、

2時間くらいちくちくやりました。

ミシン、あるといいのかなぁ、

と、思い悩みつつ。

いっぽうで、こういう淡々とした作業、

嫌いじゃないんですよね。

 

返し縫いって表は綺麗ですけど、

裏から見ると糸がいったりきたりで

見栄えよくないんですよね。

で、よく考えたら、

使うときの表はひっくり返したこっち↓でした。

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あちゃー。やってしまった。

でもまあ、人に見せるもんじゃなし。

いいんです。2箇所やって気がついて、

3箇所目からは表裏逆にしました。

 

こんな適当な感じでも、

マットレスに装着してみると

ピタッとフィットして

とっても快適でした。

耐久性はいまのところ

未知数ですけれど。

ゴムの端はかがった方が

よかったでしょうかね。

なにか問題があったら

またご報告します・・・。

 

ゴムは交換のしやすさに注意

さて、一応今回は

これで満足したのですが、

正直、考えさせられました。

 

ファブリック類でゴムがついていると

たいていまずゴムが劣化します。

そしてゴムは全体の

ごく一部にもかかわらず、

これがダメになると

製品の機能性を失います。

今回のように曲がりなりにも

交換出来ない場合もあり、

選ぶときは注意が必要ですね。

 

天然ゴムvs合成ゴム

手芸用のゴムは

天然ゴム製と合成ゴム製があります。

天然ゴムは害なく自然に還せるけれど、

プランテーションの自然破壊は深刻です。

合成ゴムは耐久性が高いですが

石油化学製品ですから、

処分するのに環境負荷がかかりそうです。

今回は天然ゴムを選びましたが、

正直どちらがいいのかわかりません。

 

ゴムがなくて済むのであれば、

そういったものを選んだ方がいいですね。

 

そもそも敷きパッドは必要か

また、そもそも敷きパッドは必要なのか

という点も考えさせられました。

ベッドを買うときに

「シーツの洗濯の頻度が少なくて済みますよ」

と言われてそんな気がして購入しました。

しかし、考えてみれば

敷きパッドがなければ

ボックスシーツの着脱は

そんなに手間ではないし、

洗濯物の物量として

シーツの方が控えめで

洗いやすく乾きやすいではありませんか。

シーツは天然素材でしたが

敷きパッドは化繊なのも気になります。

いよいよ使えなくなったら

次はもう買わないことも

考えてもいいかもしれません。

 

そもそも、ベッドお使いの方は

皆さん敷きパッドを

使うものなのでしょうかね?

 

ごみ減量効果の試算:年間200g(可燃ごみ

と、いろいろ「そもそも問題」を

孕んでいる今回のメンテですが、

一応ごみの減量効果を試算してみます。

 

この敷きパッドの重量は1.6kgでした。

4年前に購入しました。

ゴム交換であと4年は使えると仮定して、

4年で買い換えた場合と

8年使った場合を比較してみます。

 

1,600g ÷ 4年 - 1,600g ÷ 8年 = 200g

 

敷きパッドのゴムを交換して

買い換えを伸ばすことで

年間200gの可燃ごみ減量になった計算です。

  

今日はこの辺で失礼します。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。