わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

永く使い続けられる製品とメーカー選び

こんばんは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

前回、祖母の刺し子の作品を

紹介しましたが

そんな祖母に触発され、

私も刺し子にチャレンジしてみました。

 

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もうすぐ完成です。といってもこれは、

図案が描かれた既製品のキットです。

七難隠せそうな、軟派な柄です。

でもとても楽しかったので、

次は「麻の葉」とか「紗綾形」とか

伝統的な幾何学模様にチャレンジしてみたいです。

 

さて今日は、仕事に使っている鞄の

メンテにいってきたお話です。

 

 

 

仕事で使っている鞄

こちらがメインで使っている鞄です。

 

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マザーハウスというブランドの

革製のバッグで、ショルダーにも

バックパックにもなるのが気に入って

かなりヘビーに使っています。

3年目くらいです。

 

↓特設サイトがありました。

www.mother-house.jp

 

営業で外回りが多い仕事がら、

バックパックにできるのは

とても楽なんですよね。

ショルダー担いでたくさん歩くと

結構疲れてしまうんですが、

バックパックだと数倍疲れにくいです。

 

そうなんですが、バックパックな鞄は

やはりちょっとカジュアルすぎるかな

と思えるデザインが多いと思ってました。

マザーハウスのこのyozoraというシリーズは

そのあたりの加減がすごく気に入ってます。

 

マザーハウスという企業

マザーハウスは有名なので

ご存じの方も多いと思います。

代表の山口絵理子さんは

情熱大陸カンブリア宮殿などでも

紹介されました。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

生産拠点を海外(主に東南アジア)に置き、

その国や地域の特色やデザインを

最大限に活かし、地域で人材を育てながらの

ものづくりをしている

かなり「エシカル」な企業さんです。

 

www.mother-house.jp

 

 

私は基本的には「地産地消」主義で、

生活に必要なものはできるだけ

地域で揃えたいと思う方です。

 

生産の現場が遠いということは

生産の現場で何が起きているのか

把握しにくいぶん、労働者にも消費者にも

よくないことが起こりやすいと思うのです。

それに、生産地から消費地まで輸送するために

結構なエネルギーが必要です。

 

でもマザーハウスのようなやり方なら

国境を越えてお互いに利益になる

経済活動も夢じゃないのかなと思います。

いや、夢かもしれないけれど

それを模索する姿勢は

避けられないグローバル化のなかで

最大限評価したいです。

 

こういった企業活動に一票を投じる意味でも

このバッグが気に入ってよかったと思います。

 

お店でアフターケア

さて、前置きが長くなりましたが、

この鞄を先日、マザーハウスのお店に

メンテに持っていきました。といっても、

色のはげたところのリタッチと

保湿ケア程度です。アフターサービスとして

無料でその場で対応していただけました。

 

保湿ケアにつかっているワックスを

買えば自分でもできるかな?と思って、

どんなものなのかきいてみました。

みつろうとホホバオイルをブレンドした

ワックスだそうです。

 

・・・私が普段スキンケアに

使っているものとあまり変わりません。

なんならわたしのより上等です。

↓わたしがこの冬使ったみつろうバームの話 

wanowanowa.hatenablog.com

 

しかし、塗りすぎても足りなくても

効果はイマイチですよ。お店に来れば

無料で対応しますのでどうぞ!

と笑顔で言われましたので、

今後もプロにおまかせすることにしました。

 

メンテや修理を前提にしたブランド・製品を選ぶ

ごみにせず長く使うためには

適切なメンテナンスや

ときには修理が必要です。

ものを買うときには、

こうしたメンテナンスを

やってくれるブランドかどうかは

結構気にしています。

 

頑固一徹老舗メーカー、中澤鞄

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↑は仕事に使うもう一つの鞄です。

中澤鞄という国内のメーカーです。

 

www.nakazawa2k540.tokyo

 

今、上記のサイトを見て知りましたが

私の鞄は「青いビーチのわすれな草」という

赤面するような名前がついていました(^_^;)

 

中澤鞄さんは、昔ながらの職人の技術で

よいものを作り続ける

頑固一徹系国産メーカーさんです。

 

生前、母が昇進祝いに買ってくれたものでした。

8年くらい前のことだったと思います。

重い書類を入れても少しも型崩れしない

堅牢な作りが気に入っています。

その分、ちょっと重いのですけどね(^_^;

 

中澤鞄さんは店舗はあまりないですが

百貨店を定期的に巡回しています。

ネットでスケジュールを確認して持っていくと

いろいろメンテしてもらえます。

 

革製品は切り口(コバ)部分に塗った塗料が

割れたりはげたりすることが多いのですが

中澤鞄さんはそれも無料で

塗り直してくれました。

マザーハウスさんは有料でしたよ。

いや、お金とっていいと思いますよ!

こういうお店は良心的すぎて

悲しくなることがあります。

 

ごみ減量効果の試算:年間720g(可燃ごみ

さて、皮はメンテをしようがしまいが

そこそこ寿命が長いので

メンテをすることによってどれくらい

寿命が延ばせるかは難しい問題です。

できることなら定年まで

使い続けたいのですが、

実際にはどのくらい使えるかも

あまり見当が付きません。

 

どちらのバッグも最初に

コバ塗りをお願いしたのが

2年目くらいだったので、

ここでは仮に、2年で買い換えた場合と、

10年使いこんだ場合を比較してみます。

マザーハウスのバッグは800g

中澤鞄のバッグは1,000gありました。

 

(800g+1,000g)/2年-(800g+1,000g)/10年=720g

 

2つのバッグをメンテしながら

10年間使い続けることで、年間720gの

可燃ごみ減量になった計算です。