わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

ゼロ円食材で作る自家製野草茶

こんばんは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

母の家からレスキューしてきた、

ハーブティを飲みきりました。ばいばい。

 

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私が数年前にアイスランド土産で

買ってきたものでした。

ちょっと変わった風味があって

結構美味しかったんですが、

ほとんど消費されていませんでしたね(^_^;

何しろ母の家からはあらゆる種類の

お茶やら飲み物が出てきましたから、

試してみるいとまもなかったのでしょう。

消えものなら負担にならないかと思いましたが、

お土産ってやっぱり、

買う人の自己満足ですね。

ちょっと反省しつつ、

責任とってぜんぶ消費しましたよ。

 

 

 

お茶をいれるたびに出るごみ

我が家の朝は朝食の準備と平行で

マイボトルに入れるお茶も準備します。

 

どんなお茶かというと、

これは結構多岐にわたっていて、

緑茶、紅茶、ほうじ茶、甜茶、麦茶、

そば茶、黒豆茶、大豆茶、桑茶などなど。

 

以前はたくさんの種類のお茶を

常備していましたが、

賞味期限を気にしながら

バランスよく消費するのが

面倒になってやめました。

 

今では常備しているのは

緑茶と紅茶、そして大好きな甜茶くらいで、

あとはその時々で欲しいものを

買っては消費、というふうにしています。

 

さて、こういうふうに

飲み物を外出先で調達せずに家でいれていくと、

自販機やペットボトルに用がなくなり、

かなりごみの量が減ります。

 

が、何も出していないわけではありません。

お茶っ葉を買えば

そのパッケージのごみは出ます。

 

緑茶はともかく、多くの野草茶は

脱酸素剤などとともに

プラスチック袋に封入されたものが

紙の箱に入っていたりします。

さらにその紙の箱の中に

いらぬチラシや試供品が入っていたり。

毎日必ずお茶をいれるようになると、

この量もばかになりません。

 

野草茶の原料は意外と身近なもの

そんなことを憂慮しながら店頭で

野草茶のラインナップをみていると、

すごく身近な植物の名前のお茶が

あることが気になってきます。

 

たとえば、どくだみ茶。

どくだみなら我が家の庭にも

いっぱい生えてます。

 

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我が家の軒下にひしめくどくだみ

 

たとえば、びわの葉茶や柿の葉茶。

びわも柿も我が家の庭に植わってます。

 

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庭のびわの木。びわの実がなりはじめてます。

 

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秋に実った我が家の柿の木

 

たとえば、桑茶。我が家にはないけれど、

桑ならその辺の空き地や川端に生えてます。

 

ほかにも、トウモロコシを買ったらついてくる

トウモロコシのひげ茶とか。

そういえば最近知った、こちらを拝見して知ったのですが、

アボカドの種子も綺麗な色のお茶になるそうです↓

www.poorba-chan.com

 

 

あー、いつも軒下に投げてました・・・。

次はぜひチャレンジしてみよう。

 

庭の原料で自家製野草茶を作る

そんなわけで、自家製の

どくだみ茶とびわの葉茶を作りました。

 

どくだみは昨年の初夏、花が咲いた頃に

まとめて刈り取って吊して乾かしました。

  

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カーテンのように土間にぶら下がるどくだみ

 

びわの葉はこの冬、庭木の整理をしたときに

剪定した枝からとっておきました。

こちらは口を開けた紙袋に入れて

放っておいただけですが、

冬場の乾燥でぱりぱりになっていました。

  

このように自然乾燥させたものを

細かく砕いて炒るだけです。

 

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出し殻はキエーロに投入され

いずれ再び我が家の庭の土になります。

 

野草茶の味わいや効能は?

どくだみ茶もびわの葉茶も、

ほんのり甘みを感じる、

くせがなくすっきりした味わいです。

・・・というと聞こえがいいですが、

なんか、あんまり味らしい味が

しない感じです(^_^;)

びわ茶は少しほうじ茶っぽいかな・・・。

 

味が淡泊なのは雑な作り方や収穫の時期、

保存方法等の問題かもしれません。

もう少し美味しく作るコツを

学んだ方がいいかもしれませんね。

 

 

お庭食材は究極のゼロウェイスト

確かなのは、お茶っ葉を買うために出る

ごみとお金がゼロになるということです。

 

お庭で食材を調達するのは

かなりゼロウェイストだと思います。

とくにこれらの植物は

種子や苗を買ってこなくても

毎年ちゃんと生えてきます。

無農薬でパッケージフリーなのはもちろん、

食卓に届けるための輸送エネルギーもゼロです。

これ以上このお茶の環境負荷を下げるには、

庭に井戸を掘って水を調達し、

ソーラークッカーで沸かすくらいしか

手がないくらいです。

 

そういう「想い」の満足だけで、

自家製野草茶は美味しく感じられるので

やめられません。

 

今年は、柿の葉茶や桑茶も

チャレンジしてみたいです。

  

ごみ減量効果の試算:年間0.34kg(おもに紙)

野草茶はだいたい20回分くらいが、

1.5gくらいの脱酸素剤入りで、

4.5gくらいのプラスチック袋と

30gくらいの紙箱に入って、

さらに20gくらいの紙のチラシが入ってます。

我が家はほぼ年中無休で

毎日なにがしかのお茶をいれています。

そのうち3分の1が

市販の野草茶から自家製に変わったとして、

 

( 1.5 + 4.5 + 30 + 20 )g / 20回 × 365/3日 = 約340g

 

年間120日程度、既製品の代わりに

自家製の野草茶を入れることで、

年間340gのごみ(主に紙)減量になった計算です。

 

ええ、まあ、年間にするとささやかな量ですが、

実際には毎日ちょこっとごみが出るのでなく、

買ったときにごそっと出るわけなので、

そのストレスを味わう必要がないのはありがたいです。

 

なお、ペットボトルのかわりに

マイボトルを携行することによる

ごみ減量効果はこちら↓で試算しています。

wanowanowa.hatenablog.com

 

今日はこの辺で。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。