お茶の詰め放題に行ってみよう
こんばんは。わのわです。
このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた
我が家の取組を紹介しています。
ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。
ツイッターで話題のコミックを買いました。
ゴミ清掃員(ゴミの収集や分別をしている作業員)で
生計をたてながら芸人さんをやっている
マシンガンズ滝沢さんのコミックエッセイです。
あまりご縁のないごみ清掃員の日常や
ごみから見える家庭や地域社会のプロファイル。
とても読み応えがありました。
私たちが享受している快適で健康的な生活も
彼らの働きなくしては成り立ちません。
そう思うと、いつも出勤時にすれちがう
清掃員さんたちにお礼を言いたくなりますね。
さて今日は、お茶屋さんのお茶詰め放題に
トライしてきたお話です。
お茶屋さんの詰め放題システム
お茶屋さんってこんな風に
詰め放題やっているところ、結構ありますよね。
詰め放題ですから、容器は
お店が用意したものです。
なので、正直あまり興味ありませんでした。
あるとき旦那さまに
「あの缶、毎回もらっても困るよね~」
と愚痴ったら、旦那さまが言ったのです。
「毎回同じ缶なら、空になったやつを
また持っていけばいいんじゃない?」
「!!」
缶の再利用
そうですね。使った缶を持参すれば
2回目からはパッケージフリーではありませんか。
なぜ思い至らなかったのでしょう。
そんな経緯で、以前トライした
お茶詰め放題の缶が空になったので、
先日、満を持して空いた容器片手に
再度チャレンジしてみました。
「あのー、これ、以前買ったときの
同じ缶なんですけど、
これに詰めてもいいですか?」
とお願いしてみたところ、
快くオッケーしていただけました。
ありがとうございます!
最近感じることですが、
私たちが気にするほど、売る側は
容器持参する客に
冷たくないことが多いです。
(もちろん、むちゃくちゃ冷たいこともありますが)
思わぬ落とし穴、新茶缶
さて、この「新茶」と書かれたお茶缶、
昨年も新茶の出る時期にゲットしたものです。
その後もこのお茶屋さんには何度か
足を運んだのですが、新茶以外の時期は
別の規格のお茶缶を使ってました・・・。
というわけで、この缶どうやら
新茶限定でした(^_^;
ここのところお茶は頂き物が多く、
結局緑茶をお店で買うのは
ちょうど1年後の新茶の時期で
ちょうどよいといえばよかったですが(^_^;
番外編:お茶詰め放題の極意
学生時代お茶屋さんでバイトしていた、
という旦那さまが
腕を振るって詰めてくれました。
曰く、時間をかけて
少し入れては底をトントン、
また少し入れてトントン、というように
こまめに丁寧に、トントントントン
すればするほどお茶は詰まっていくそうです。
なお、トントンして
上の方にあがってくるのは茎など
あまり美味しくない部分なので
上澄み(?)を棄てながら詰めると
美味しいお茶になるそうです。
いや、一度缶に入れたお茶を
こぼすのは気が引けたので
それはやりませんでしたけど(^_^;)
トントンするのも、
あまり時間をかけるのもえげつないので、
適当なところで妥協してきました。
聞いたことのない豆知識だったので、
どなたかのお役に立てば幸いです。
もちろん、袋や包みはもらわず、
お茶缶片手に、試飲コーナーで
美味しいお茶をいただいて帰ってきました。
ごちそうさまでした。
ごみ減量効果の試算:150g(主に缶ごみ)
この新茶缶の重さは量りそびれてしまったのですが
ネットで同様の茶筒を探すと
重さはだいたい150gくらいのようです。
緑茶をお店に買いに行くのが
ちょうど1年ぶりでした。
150g / 缶 × 1 缶 / 年 = 150g
年1回、詰め放題の缶を使い回して
お茶を購入することで、
年間150gの缶ごみ減量になります。
お茶はプラスチック袋で
売られていることも多いです。
重さだけの話をすると、
プラスチック袋で買う方が
ごみの重量は少ないかもしれません。
しかし昨今、海洋などでの
プラスチック汚染問題が
深刻なことがわかってきました。
これまで「脱・プラ」は個人的な趣味の範疇と
捉えていたのですが、
今後は他の資源より積極的に
消費を避けて行きたいと思っています。
スチール缶はかなり優良なリサイクル資源で、
ほとんどもとどおり缶に再生できるといいます。
その点ではごみとしての環境負荷は
比較的小さいですが、
リサイクルにはやはり
結構なエネルギーを要するので、
家庭でリユースできればその方が
エコかなと思います。