わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

ペンを使うなら替え芯を

おはようございます。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

母の家から引き取ってきたいろいろのなかに、

大量の石けんがありました。

20個くらいありましたかね。

ひとり暮らしには明らかに過剰なストックです。

たぶん、買い物に出かけて

手ぶらで帰れない性分なんでしょうね。

石けんならいつか必ず使うから、

といったところでしょう。

まあ、私が使いますけどね、、、。

先日何個目かの箱を開けてみると、

半分に切った石けんが出てきました。

 

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何故だか分かりませんが、

こういう謎のことするよね、と、

母の人となりを思い出して

懐かしく苦笑しました。

 

 

さて、今日はお気に入りのペンのお話です。

 


 

お気に入りのペン

結構気に入って、ずっと使っている筆記具があります。

三菱鉛筆のWBS350BSという多機能ペンです。

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ボールペンとシャーペンが回転式で

切り替えられるものですが、

長い消しゴムが繰り出し式で使える点が

とても気に入ってました。

職業柄、野外で鉛筆で

記録をとる場面が多かったもので、

持ち替えることなく消しゴムを使えるのが

とにかく重宝してました。

 

少し前に廃盤になってしまったのですが、

亡くさないよう壊さないよう

大事に使っていました。

しかし、最近このボールペンの方の

インクが切れてしまいました。

とうとうお別れの日が来てしまったのかしら・・・

とも思いましたが、 

このお気に入りのペンを

インクが切れたからといって

簡単には手放す気にはなれません。

 

廃盤になったボールペンの

替え芯なんてないかな?

とは思ったのですが、

聞くだけ聞いてみようと思い、

職場近くの文具店に持って行ってみました。

 

文具店の素敵な店員さん

「このペンの替え芯ありませんか?」

ペンを受け取った店員さんはおもむろに

ペンから芯を取りだし、一瞥すると

「これなら取り寄せればあります。

 あ、でも、同じタイプで

 新しい替え芯なら在庫があります

 今こっちの方が人気ありますよ」

と言われました。

新しい?はて?と首をひねっていると

「試してみます?」背後の棚から

すっと一本替え芯をとりだし、

パッケージを開けて私のペンに装着し、

試し書き用のメモ用紙と一緒に

手渡してくれました。

 

いやー。この一連の動作の

美しくなめらかだったことといったら。

上手にお伝えできる表現力がないのが

悲しいくらいです。

 

勧められるままに試し書きしてみました。

以前の芯は昔ながらのボールペン然とした

ねっとりした書き味でしたが、

これは最近人気のジェットストリームのように

するするとなめらかな書き心地です。

 

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気に入ったのでこの芯を買うことにしました。

古い芯とパッケージのごみは

回収していただけました。

新しい芯を装着したボールペンを

そのまま持ち帰れました。

 

なんだか、すごくいい買い物をした

気持ちになりました。

廃盤だからもう使えないかもと

思っていたペンがよみがえりました。

さらに、買い換えに伴うごみを

全て引き取ってもらえたのも嬉しいサービスでした。

 

売店が小売店である理由

売店はかくあってほしいなーと思います。

店内にあるもの、取り寄せられるもの

よく把握されている。商品知識があって、

メリットやデメリットはもちろん

なんなら商品の設計コンセプトや

生産者の思いまでよく把握されて

いいと思うものを置いている。

そういう店員さんと対話しながら

自分の希望に一番合うものを選んで買う。

そういうお買いもののしかたを選びたいものです。

 

最近は小売店よりネットの方が

安く買えることが多いですが、

売店にはそういう機能があればこそ、

その対価を上乗せして

商品を販売して然るべきかなーと思います。

 

さて、偉そうにぶってますが

この替え芯のお値段は84円でした。

親切に説明してもらうのが

申し訳ないような価格のものでした(^_^;

 

インクの切れ目が縁の切れ目?

さて。ボールペンやシャーペン、

さらには消しゴムも

プラスチックスマートとは逆、

言ってみればプラスチックフルなアイテムです。

これを機会にお別れすべきかな?

今後は万年筆と鉛筆にシフトすべきなのか?

一度は考えてみたのですが、

愛着が勝ってしまいました。

 

愛用の万年筆の話はこちらです↓ 

wanowanowa.hatenablog.com

 

いやまあ、捨てなかった理由は

愛着だけではないです。

上記の記事にも書いたとおり

万年筆にはそこそこ弱点があり、

ボールペンをやめて万年筆一本!

というわけにいかないところがあります。

 

ボールペンも手放せないとするのなら

長年愛着のあるこのペンを

替え芯を使いながら

使える限り使いたいなと思います。

 

しかし、野外で消しゴムのカスを出すのは

よくないことですね。

あまり使わないようにした方が

よさそうですね(^_^;

ただ、消しゴムが使えるメリットを

メリットと考えないと

このペンを重宝する理由も

ぼやけてしまうのですが(^_^;

 

その他のボールペンへのスタンス

ミニマリストを極めていない

多くのお宅同様、我が家にもまだまだ

把握しきれない数のボールペンがあります。

それらは使い切ったら

捨てていこうと思っています。

 

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最近使い切った頂きもののボールペン。

人気のジェットストリーム

確かに心地よい書き味でした。

ありがとう!お疲れ様でした!

 

ごみ減量効果の試算:年間37.5g(不燃ごみ

万年筆を紹介した記事のデータを流用して

ボールペンを新しく買わずに

替え芯だけ買い換えた場合の

ゴミ減量効果を試算してみます。

 

ボールペンは1本10gくらいです。

(多機能ペンはもう少し重いですが)

一方、替え芯はパッケージ含めても2.5g程度です。

以前はボールペンを2-3ヶ月で1本、

使い切ってました。年間にすると5本です。

 

( 10g - 2.5g )/本 × 5本/年 = 37.5g

 

年間5回、ボールペンを買い換えずに

芯だけ交換することで、

年間37.5gの不燃ごみ減量になります。

 

 今日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。