わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

ざくろ残照記

こんばんは。わのわです。このブログでは、

ゼロ・ウェイスト に向けた我が家の取り組みを紹介しています。

ごみの減量に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。

 

秋の花盛りで、生け垣のナワシログミが咲いてます。

きれいな写真はとれませんでした;

先日テレビで「SNS映えしない」という理由で

黒猫が捨てられるという

けしからん話をやっていましたが、

白い花もなかなかどうして

綺麗に撮るのは技術がいりますね。

ナワシログミは秋に花が咲いて初夏に実ります。

小さな赤い実をたくさんつけて、

これも食べられるのですが、

ざくろと同じにいろいろ処理が大変で、

それでいて食べられる部分が少ないです。

しかも実が小さいので鳥にもっていかれます。

果たして来年は、無事収穫できるでしょうかね。

 

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可愛い白い花なのですが、撮影技術が残念;

 

さて、今日は、前回紹介したざくろの収穫の後日談です。

22.1kg収穫して7リットルのジュースができましたが、

残りはどうした?という話です。

 

 

ざくろの皮のゆくえ

今日は前回の記事↓の後日談です。

wanowanowa.hatenablog.com

 

22.1kgの収穫があったざくろですが、

ジュースになったのは7リットル=7kgです。

残り15.1kgはどうしたか?と言いますと・・・。

 

通常であれば、我が家では生ゴミは刻んで

キエーロというコンポストに投入して土に返します。

 

キエーロのご紹介はこちら↓

wanowanowa.hatenablog.com

 

 

しかし、この物量になると刻むのも大変だし、

だいいち、さしものキエーロも

消化不良をおこしてしまいます。

 

ではどうするかと言いますと。

 

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このようにひろげて乾かして棄てます。

よく晴れた日に2日くらい干すと、

重さは半分以下になります。

 

こうして乾かして棄てるとごみの量も少なくてすみます。

水分が多いごみは焼却するにも燃料をくうといいますしね。

 

ただ、我が家の場合はこの手の大容量生ごみは、

ウッドデッキの軒下に投げてしまい、

ごみには出さないので、

そんなに一生懸命乾かす必要もないのですが。

 

少し時間はかかりますが、

庭から生まれたものは庭に還ってもらうのが

よいかなと思っています。

 

軒下案件

こうして軒下に投げてしまうものを

我が家では「軒下案件」と呼んでいます。

このほかにもトウモロコシの葉っぱや芯、

ナッツ類の殻、葉付きで買った枝豆の枝葉、

庭掃除で出た枯れ葉や刈草なども投げられています。

 

いろいろ物量のあるものを投げているはずなのですが、

少しすると魔法のようにかさが減って、

いつまでたっても満杯になりません。

 

ただ、植木の手入れをした刈り屑が大容量のときは

ごみに出すこともあります。

 

あと、我が家の界隈にはタヌキやハクビシンといった

動物がいるようなので、それらの餌になって

引き寄せてしまいそうなものは投げません。

むしろ刻んでキエーロですね。

 

生ゴミを庭に埋めるという発想

コンポストが虫が怖くて無理、という方も多いと思いますが、

(うまく運用できれば大発生とかはないんですけどね)

もしお庭に土があって空間に余裕があるようなら、

ただ穴を掘ってひょいひょい投げ込んでいくだけでも

 結構なごみ減量になるかと思います。

投げ込めるものは、いわゆる生ゴミ全般でなく、

水気の少ない落ち葉や刈草なんかから初めて、

様子を見ながら種類を増やしていけばよいかと思います。

 

いっぱいになったら土をかけて埋めて、

別の場所に次を掘ります。

すぐいっぱいになってしまうのでは?

と思うかもしれませんが、生ゴミは大半が水分ですし、

たまに土をかけたりして、そこそこ土が働いて

どんどん嵩が減り、なかなかいっぱいにはならないものです。

 

落とし穴になってしまうので、

小さなお子さんやお年寄りのいるおうちには

お勧めできないですけどね。

 

ざくろの皮の活用方法は? 

さて、話題がそれましたが、

ざくろの皮についてでしたね。

乾燥して半減してもかなりの量なので、

本当は何かに使えるといいんですけどね。

 

以前、農業ビジネスに関わっている友人が 

生ごみを堆肥化せずに

土の肥やしにする試みをしているとかで、

畑に撒くようにもらおうかな?

と言ってくれたことがありましたが、

ざくろの種子が大量に混入しているよ、

といったら立ち消えになりました。

ざくろの苗畑になったら困りますものね。 

 

あと、ざくろの皮は草木染めにも使えると

友人から教わったことがあります。

草木染めはやったことがないので、

その時は「そうかぁ」で終わってしまいました。

いつか、挑戦してみたいことのひとつではありますけどね。

 

それを思い出してネットでちょっと調べたら、

なんと、ざくろの皮が販売されているではありませんか!↓

 

www.tanaka-nao.co.jp

 

500gが1,000円以上で・・・!!

乾かしても5kg以上ありましたよ。

もしや、ジュースを販売するより実入りがいいのでは??

くらいの値段ですよ。

 

メルカリで売ればよかったでしょうか。

もう、軒下に投げちゃいました・・・。

今ごろは我が家の「借りぐらし」ども

(と、我が家では言っている虫たち)の

血となり肉となっていることでしょう。

 

まあ、庭で生まれたものは庭に還す。

これが原則でよいのかなとは思います。

 

ごみ減量効果の試算:年間15.1kg(可燃ごみ

ざくろの皮をごみに出さずに軒下に投げたのを、

ごみの減量ととらえれば、

収穫量からジュースになった量を差し引いた分が

その減量効果になります。

 

22.1kg - 7kg =15.1kg

 

収穫したざくろの皮を庭の土に返すことで

年間15.1kgの可燃ごみ減量になった計算です。

 

ちなみに干して乾かすだけでも、

ごみに出す量は半分に減量できます。

 

「軒下案件」のことを言い出すと、

実際には年間をとおしていろんなものを

軒下に投げているのですが、

ちょっと総量がわからないので、

それはおいおい解明していきたいと思います。