わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

驚異の小宇宙、キエーロ

おはようございます。わのわです。

こんな猛烈な暑さのなか、

夏風邪で声ががびがびになってしまいました。 

旦那さまが寝室の冷房を付けっぱなしにするので、

喉をやられたようです。 

 

さて、このブログでは、ゼロウェイストな暮らしを目指した

我が家の取組を紹介します。どなたかのヒントになれば幸いです。

 

今日は我が家の庭に鎮座する、「キエーロ」をご紹介します。

なにはともあれ、これなしには 

我が家のゼロウェイストは語れません。 

 

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我が家のごみを革命的に減らしてくれたキエーロ

 

 

 

キエーロとは 

キエーロは、コンポストの一種で 

葉山の方が考案されたものだそうです。 

 

地面をベニヤの枠で仕切った中の土を耕してあり、 

斜めにかぶさる半透明の蓋があって、 

雨は入らないけど風通しと日光は 

確保されるという構造です。

 

普通のコンポストは 

生ゴミだけを投入するものかと思いますが、 

これは刻んだ生ゴミを土にすき込んで水をやります。

最後に乾いた土を被せるので、 

匂いも虫の大発生もありません。 

 

 

 

キエーロの導入 

我が家のキエーロは、 

私がネットでいろいろ調べて、 

欲しいなあ、買おうかなぁ、 

とぼやいていたら、旦那さまが 

まさかの日曜大工で作ってくれたものです。

 

ネコが入ってフンをしたことがあるので、 

風通し部分にはネットを張っています。

 

公式サイトで購入もできます。 

 

マンション等の方用にベランダで使えるものもあります。

お住まいの自治体によっては、 

助成金が出る場合もあるようです。

 

また、上記サイトには自作する場合の作り方の 

簡単な解説もあります。 

興味のある方はぜひ、参考にしてください。 

 

わのわ流キエーロの運用 

週一回、一週間分の生ゴミを投入していますが、 

1-2週間もすると生ゴミはほとんで 

土と区別がつかなくなります。 

毎週生ゴミがどんどん吸い込まれて消えていく、 

なんという小宇宙! 

 

このシステムが実装されて以来、 

我が家では基本的に生ゴミは出なくなりました。 

 

ロット(堆肥化)は、 

ゼロウェイストの5Rの原則からいうと、 

本当は最後の手段なんですけどね。 

 

我が家では、ゴミを減らすのに 

最も即効性と、目に見える成果があった 

取り組みのひとつでした。

 

ごみ減量の試算:年間52kg

我が家では、週1kg程度の生ゴミが出ます。

 

1000g/週 × 52週/年 = 52,000kg

 

週1kg程度の生ゴミをキエーロ等のコンポストで処理すると、

年間にして52kg程度の可燃ごみ減量になる計算です。