ボタンでプチリフォーム
おはようございます。
このブログでは、ゼロ・ウェイストな暮らしを目指した
我が家の取組を紹介します。どなたかのヒントになれば幸いです。
今朝は目が覚めたら結構身体が冷えていました。
そろそろ綿毛布一枚では寒いのかもしれません。
涼しくなりましたね。あんなにひどい酷暑も、
行ってしまうとなるとなんだか寂しいのだから不思議なものです。
さて、今日は、ボタンがなくなった服を復活させたお話です。
ボタンがなくなってしまったら
ちょっと前の話ですが、お気に入りのボーダーのカットソーの
肩の4つの飾りボタンうち1つがとれてなくなってしまいました。
さて困った。こんなとき、今までどうしていたっけか。
パンツなら、ボタンは1つしかないので、
手元のほかの似合わないでもないボタンで代用したりしてました。
しかし、今回は4つのうちの1つです。
シャツのあまり個性のないボタンなら、
手元のほかの似ているボタンで代用してもよいかもしれません。
しかし、今回は結構存在感のある大きなボタンです。
上等な服なら、買ったときに予備のボタンが付いているので、
それを使ったこともあったと思います。
しかし、今回はそんな上等な服じゃありません。
それ以外だと、「困ったなー」と思って対処するでも処分するでもなく、
お蔵入りさせていたりもしたような気がします。
あわやお蔵入り
これもなんとなくお蔵入りしそうなコースだったのですが、
このシャツは意外と気に入っていたのです。
とくに上等なものでもないし、
客観的にはありふれたよくあるデザインのカットソーなんですが、
色味とかシルエットとか肌触りとか生地の厚みとかが、
なんとも言えなく絶妙に私好みだったのです。
さらに、とくに上等なものでもないのに意外と品質がよく、
10年以上着ているにもかかわらず、型くずれもなく、
ほつれやすれや色落ちといった劣化が
ほとんど気にならない点も気に入ってました。
やってみよう！
このまま棄てるのも残念なので、ここはひとつ、一か八か、
飾りボタン4つともリニューアルすることにしました。
いえいえ、普段からお裁縫ができる方にはなんてことないことでしょうが、
女子力低めの私からしたらこの決断、「清水の舞台」なんですってば。
以前は白いプラスチックのボタン4つだったのですが、
せっかくなので脱・プラ！と思って
手芸用品店で木製のボタンを買って、付け替えてみました。
そしたら、まあ！年相応に上等で落ち着いた感じで、
さらに私好みにリニューアルされたではありませんか！（※個人の感想です）
デザイン的にかなり目立つ大きめのボタンが4つ、
白から焦げ茶に変わったので、結構イメージが変わりました。
お裁縫がまったくもって得意でない私でも、
手軽にリニューアルに成功したことに、
しばらく悦にいっていた出来事でした。
これで、あと10年（！）、がんばって貰いましょう。
洋服の品質を見極めたい
ところで、最近はあっという間に
だめになったりする残念な服も多いので、
こういう作りのいい服って貴重に思えます。
ブランド志向とかとくにないので、
服はあまり高いものは買ってこなかったのですが、
安くてもすごく品質のいいものってたまーにあります。
しかし、そういうものを買う段階で見分ける目がないので、
長く使ってみて、「あれ、これ全然ダメにならないなー」
という感じで気づく次第です。
逆に、すぐダメになるものを買ってしまうこともしばしば。
最近ショックだったのは、10年着るつもりで買ったトレンチコートが
短命のボンディング加工品だったことです・・・。
↓こちらの記事を読んで、まさに、わたしも「驚愕！」してしまいました・・・。
結構がんばって買ったのに～。
ゼロ･ウェイスト的な視点からいえば、
長持ちする（すぐごみにならない）ものを選ぶってとても大切なことです。
長くつきあえる服を見分ける目がほしいです・・・。
ごみ減量効果の試算：年間0.08kg
このカットソーの重さは240gでした（ボタン含む）。
あと10年は冗談にしても、あと3年くらいがんばってくれれば、
その間、同じくらいの別のカットソー1着を消費せずに済んだと考えて、
240g/着 ÷ 3年 = 80g
リフォームで3年寿命を伸ばせたら、
年間80gほどの布ごみ減量になる計算です。
あと、ボタンは買い換えているので、
重さわかりませんが、少しごみが出ています。
意外と大したことないですね・・・。
最近の洋服は一年も着ると
ヨレヨレくたくたになってしまうものも多いので、
年間240gでもいいかもしれません。
