わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

食器のリユース市

おはようございます。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

先日、金継ぎに挑戦してみました。

割れた食器を漆で継ぎ、

継ぎ目を金で縁取るという

伝統的でオシャレな修理方法です。

以前、初心者用のキットを買ってあったのです。

 

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はたして、(ちょっとずれてますが)

漆で食器を継ぐところまではできました。

しかし、なかなかに大変でした。

何しろ漆は 触るとかぶれます。

不器用なので作業の過程でいろんなところに

漆をつけてしまったらしく、

私ではなく、旦那さまがかぶれてしまいました。

このあともういっかい継ぎ目に漆を塗って

金の粉を撒いて乾かせば完成なのですが、

旦那さまのかぶれっぷりを見ると

なかなか次の工程に腰があがりません・・・。

 

 

 

 

食器の整理

ここのところ、食器の整理をしています。

母の遺品のなかに、それはそれは

たくさんの食器があるのです。

母は、食器も服のように

日々選んでコーディネイトして使うものだ、

という考えの人でした。

 

娘の私が言うのもなんですが、

というか娘だから単に趣味が合うのかもしれませんが、

とても趣味のいいものがたくさんあります。

 

いっぽう、我が家の食器ときたら、

シールを集めてもらった景品や、

学生時代に100均で買ったもの、

互いのかつてのパートナー絡みのものも

特段気にせず使っていたりと、

必ずしも厳選した逸品ではないです。

 

そんなわけで、いくらか母の食器を

形見分けでもらってきた代わりに、

これまで使っていた食器を少し

処分することにしました。ひとまずこれくらい↓

 

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使用済み食器の処分先

さて、未使用で箱に収まっているような食器なら

リサイクルショップが買い取ってくれるのですが、

長年利用した食器となるとそうはいきませんね。

 

寄付するという選択肢はいろいろあるようです。

 

www.ehaiki.jp

 

eco-to-ship.jp

 

ただ寄付はですね、いいことです。

実際、母の服はきょうだいの意向で

ほとんど寄付に出しました。↓

wanowanowa.hatenablog.com

 

実家のピアノも無料で

ひきとってもらったので

寄付っちゃあ寄付です。↓

wanowanowa.hatenablog.com

 

寄付はきっといいことなんですが、

結構いろんな良くない話もきくので、

本当はすごく慎重に託す相手を選ばないと

いけないのでは、と思うと腰が重いのです。

 

いっぽう、わが東大和市には

こんな粋なサービスがありました↓

www.city.higashiyamato.lg.jp

 

不要な食器を持っていくと、

その場で陳列してくれて、欲しい人に

譲ることができるというリユース市で、

毎週木曜日に市の施設で開催されています。

なんとなく、こういう

目に見えるやりとりの方が

性に合っているというか、

安心できるんですよね。

 

市の食器回収&無料配布

そんなわけで、休暇のとれたある木曜日に

食器の山を抱えて行って参りました。

 

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持ち込まれた食器はすぐに

奥に見える水色のコンテナに陳列されます。

食器を探しているひとがいっぱいいました。

 

私が行ったときはちょうど品薄だったのか、

持ち込んだ食器の半分以上は、

コンテナまで到達することなく、

広げたそばから、集まってきた人たちに

引き取られていきました。

 

食器リユース市の感想

長く使ってきた食器がごみにならず、

人様のお役に立ったと思うと嬉しいです。

もらってくださったみなさんも

嬉しそうにされていて、

私もちょっと気分がよかったです。

 

 

ただ、若干気になったのは、

食器を求めてくる人たちに若い人はなく、

ほとんどが高齢者でした。

なんというか、うちの母と同じタイプの、

ひたすらためこむ人もいそうで、

結局別天地で死蔵されるのでは

という気もしました(^_^;)

 

まあ、そうだとしても、

高齢者の日常のとある一日に

「食器を選ぶ」という

彩りを添えられたとしたら

それもその食器に与えられた

役割かもしれません。

私の母もこういったリユース市は

好きだったと思います。

 

もっと自由な食器シェアリングへ

でも、もっといろんな世代の人が

気軽に出入りする場になって、

気に入った食器を持ち帰り、

気が済んだら持ってくる、みたいな、

ゆるい食器シェアリングみたいな場になったら、

家のなかはミニマルなままで、

いろんな食器が楽しめるなぁ、

などと夢想してしまいました。

 

みなさんも、お住まいの自治体に

同様のサービスがあったら

ぜひ活用してみてください。

 

まだまだ、食器がいっぱい

母の食器ですが、きょうだいのなかでまだ

処分する合意がとれないので、

ほとんど実家に積みあがったままです。

 

私としては、このまま死蔵しておくより

このリユース市で喜んで引き取ってくださる方に

配ってしまいたいのですが・・・。

なんとかしてきょうだいの

同意をとりつけたいなぁと思いました。

  

ごみ減量効果 

食器の処分は定期的にはやらないイベントなので、

年間とかに試算するのは難しいですが、

今回処分した食器の総重量は

7.5kgぐらいでした。それくらいの重量を

ごみにせずに済んだと言えそうです。

 

今日も、最後まで読んでいただき

ありがとうございました。