わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

それでも量り売りを支持する理由

おはようございます。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

  

善良な市民が誰かの肥大した憎悪の

標的になる痛ましい事件が、またありました。

どんな人もつまはじきにしない社会を作らないと

この脅威はぬぐい去れない気がします。

その実現は行政や政治の仕事かもしれません。

でも、つまはじきにされていない

大多数の恵まれた市民の一人として

できることはないのでしょうか。

私には、闇に魅せられた人を闇まで降りていって

闇から連れ出すような大きな力はありません。

でも10,000歩手前で、破滅から1歩遠ざける、

それくらいはできるかもしれません。

どのような人もつまはじきにしないために

非力な自分にもできることがないか

自問する姿勢だけは持っていたいものです。

 

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関係ないですが、畑にほっぽらかしていた春菊の花が咲きました。

 

さて、今日は我が家で使っている

食器用洗剤のご紹介です。

 

 

 

食器用洗剤をめぐる攻防

正直なところ、私自身は、

家庭に必要な洗剤はすべて

固形石けんでよいと思っています。

食器洗いも固形石けんで

問題なくきれいになると思うんですよね。

 

ただ、我が家には食器用の洗剤を

私の一存では決められない事情があります。

それは、食器洗いは半々かそれ以上、

旦那さまがやってくれるということです。

我が家は妻の私はサラリーマンで、

旦那さまは自由業もとい、自営業。

家で仕事をしているので

家事に充てられる時間も私より長いのです。

ありがたい旦那さまであります。

 

そんなわけで、食器用洗剤に関して

無視できない旦那さまの意見は、

結構こだわりが大きいのです。

 

これまで環境にやさしい、配慮したと謳った

たくさんの洗剤を試しました。

しかし、どれを使っても、

やっぱり「ジョイ」のような

合成洗剤の使用感や使い勝手がいいよね、

となってしまいました。

 

エコストアの洗剤に行き着く

そんななか、旦那さまが

「これならまぁ、使ってもいいかな」

と言ってくれた数少ない洗剤のひとつに

エコストアの液体食器用洗剤があります。

 

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洗剤容器にもうるさい旦那さまの希望で、

押せば出る「ジョイ」の容器に

詰め替えて使っています。

 

ニュージーランド生まれの

環境にやさしい食器用洗剤です。

これも合成洗剤にはちがいないのですが、

有害な成分は使っていないし、

動物実験も行っていないなど

いろんなことに配慮して作られてはいるようです。

 

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いろんなエコラベルがついていますね。

 

エコストアの洗剤は量り売り

しかし、なんといっても注目すべきは、

エコストアの洗剤は

量り売りされているということです。

 

ecostore.jp

 

量り売り販売をしているお店は

リフィルステーションといって、

上記リンクの写真にあるように、

持参した容器に洗剤液を量り売りしてくれます。

洗剤を買うたびにでていた

容器のプラスチックごみが出ないのです。

これはすばらしい!

 

量り売りはエコか?

さて、このエコストアの業態、

みなさんはどう思われますか?

リフィルステーションには

灯油タンクくらいの大きさの

プラスチックのタンクが並んでいて

そこから蛇口をひねって

持参した容器に注ぎます。

 

気になるのは、この大きなタンクは

どうしているんじゃい?ということです。

エコストアはニュージーランドのメーカーです。

洗剤もニュージーランド

作っていると思います。

まさか、空のタンクを工場に空輸して

充填してまた出荷、なんてことは

ないような気がします。

つまりこの大きなタンクは

使い捨てではないかと思うのです。

 

いや、これは私の勝手な邪推なので

こんど聞いてみましょうかね。

 

それでもエコストアを支持する理由

ただ、私はこのタンクが

使い捨てであったとしてもやはり

エコストアは応援したいと思います。

この量り売り形式だと、

エンドユーザーの手元に

容器のごみが発生しません。

このことがすごく大事だと思うからです。

エンドユーザーの手に渡ったら、

それがどんな末路をたどるかについて

企業は責任の持ちようがありません。

しかしこの方式だと、

企業の手元ににタンクのごみは出ますが、

それは企業が責任をもって

適正に処分することができます。

 

企業がその活動に伴って

生じるごみに責任を持つという姿勢を

私はその製品を買うことによって

支持したいと思います。

 

とはいえ、欲をいえば、

タンクも循環利用できるような

国内の業者さんがあったら、

断然そちらを応援するのですけどね。

エコストアが有名になって

追随する国内企業が現れたら本望です。

 

ごみ減量効果の試算:80g(プラごみ)

以前はプラスチック容器入りの

つめかえ用を買っていました。 

 

1,000mlを3ヶ月くらいで使っていたので、

年4回くらい購入していたと思います。

この容器の重さは20gでした。

 

20g/個 × 4個/年 = 80g

 

容器持参の量り売り食器用洗剤を利用することで、

年間80gのプラごみ減量になった計算です。

 

たいしたことないですが、

ものを買ってもごみがでない爽快感は、

ぜひみなさんに知ってほしいです。