わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

旅のごみを全部持ち帰ってみました

おはようございます。わのわです

このブログでは、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。

 

 

お正月から3日ほど旅に出ていました。

思いがけず、海際のお宿から

きれいな初日の出が拝めました。

とにかく海が近くて、

あまり岸が見えないくらいなので、

まるで舟に乗っているような

不思議な気分でお迎えしました。

今年は喪中で、お正月らしいことがないと、

心機一転、という気持ちにも

なりにくいのですが、

年も変わったので気持ちを入れ替えて

歩みをすすめていけたらなぁと思います。

 

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さて、今日は、そのお正月の旅で、

どのくらいごみを出したか、というお話です。

よろしければおつきあいください。

 

 

 

 旅行中のごみを考える

旅の恥はかきすて、なんて言いますが、

なんとなく、旅で出るごみは治外法権

みたいな気持ちがありました。

旅行先で出たごみは

ほとんど旅行先で捨ててしまうので、

なんとなく罪の意識が希薄でした。

 

しかし、実際には、

普段なら出さないようなごみも

たくさんだしていますよね。

ゼロ・ウェイストを志すのなら、

旅こそ、ごみの排出は

最小限にしたいものです。

 

そこで今回の旅は

イカー移動だったこともあり、

旅行で出すごみの量を

把握してみることにしました。

道中発生したごみをその場で捨てず、

全て持って帰ってきました。

 

2人と1匹家族、2泊3日旅行のごみの量

以下が、旅行中に出たごみです。

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写真上の方は左から以下の通り。

紙:83g

不燃ごみ:4g

びん:393g

缶:93g

可燃ごみ:60g

下の方は全てプラスチックごみです。

プラ:76g

総計でおよそ709gでした。

 

前回の記事で、我が家が出す1ヶ月のごみの量が

8.41kgだったので、3日だとその10分の1と考えると、

・・・あら?意外と多くないですね。

普段は使わない使い捨て製品も使っているのに

ちょっと不思議ですね。

とはいえ、内容を見ていきたいと思います。

 

ごみの内訳

以下に、ごみの内容を記述します。

リフューズ、リデュースが容易だったものは、

そのように記述しています。

長いので読み飛ばし可です。

 

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①お土産を買った紙袋【リフューズ可】

 →割れ物とはいえ、マイバッグでよかった。

②お店のカード【リフューズ可】

 →買ったものにこっそりついてきた。

  袋をもらわなければ気がついた。

③紙コップ×2個

 →神社でふるまいの甘酒をいただく。

④砂糖のつつみ

 →旦那さまがコーヒーに使用

 

不燃ごみ

⑤使い捨て歯ブラシ【リデュース可】

 →旦那さまが持参せず、宿で開封

  旦那さまの歯ブラシも持参すればよかった。

 

びん

⑥地酒のびん

 →旦那さまが宿で晩酌用に購入。

 

⑦ビール、栄養ドリンク、ジュースの缶

 →主に旦那さま購入。ジュース1本は

  湯上がりに冷たいものがほしくて。

 

可燃ごみ

⑧レシート類

 →一部、断れず。

⑨使い捨てお手ふき【リフューズ可】

 →メンチカツサンドの付録。

  あると、使ってしまうが、断れた。

⑩犬のトイレシート

 →普段は洗えるものを使っているが、

  旅なので使い捨てを持参した。

⑪串

 →買い食いしたつくね串の残骸。

⑫輪ゴム

 →買い食いについてきた。

⑬アルミホイルシート

 →買い食いについてきた。

 

プラスチック

⑭梱包材【リフューズ可】

 →お土産にかった食器の梱包材。

  マイカーだし、持参した衣類に包めばよかった。

⑮箸のつつみ

 →お土産のおまけにもらった。

  箸はほしかったからまあいいか。

⑯袋×5【リフューズ可】

 →とくに魚市場で、2重袋も含め、

  きっぷのいい売り子さんが多く断り切れず。

  丁寧に説明すれば断れた場面もあった。

⑰買い食いのパッケージ

 →屋台などで購入。

⑱メンチカツサンドのパッケージ

⑲犬のうんち袋×2

⑳使い捨てお手ふきの袋【リフューズ可】

 →メンチカツサンドの付録。

  あると、使ってしまうが、断れた。

21)お菓子の包み

 →いただきものを、自宅から持参したもの。

  そもそも頂かなければいいのだがそこは難しい。

  なお、ごみの出ない自家製干し柿も持参。

22)お手ふきの袋

 →飲食店で出されたお手ふきの袋。

23)乳液の個包装パック

 →家にずっとあったものをこの機会に消費。

24)宿のティーバッグの袋

 →マイボトルで携行するお茶を入れる。

  ペットボトルを消費するよしまし?

25)のりの個包装パック

 →朝食で出されたのりの袋。

26)使い捨て歯ブラシの袋【リデュース可】

 →旦那さまが開封

  旦那さまの歯ブラシも持参すればよかった。  

27)温泉タオルの袋

 →旦那さまが開封

  旦那さまにとっては、

  温泉タオルは「旅の醍醐味」らしい。

 

 ごみを把握して見えてきた課題

このように把握してみると、

おみやげの紙袋など、

簡単にお断り(リフューズ)

できたものもあれば、

買い食いについてくる

プラスチックのお皿やパックなど、

はて、どうしたものか、

というものもあります。

 

タオルおしぼりの袋や砂糖の個包装など、

もちろんない方がいいし、

ゆくゆくは削減していきたい

ものではあるのですが、

削減できる量と

旅の楽しみや開放感、

家庭内の平和との兼ね合いで、

そんなに優占度が高くないかな

と思うものもあります。

 

その中でやっぱり大きいと思うのは、

ひとつは、とにかくリフューズ(お断り)力不足。

そしてもうひとつは、

買い食いしたときについてくる

プラスチックのパックやトレイと、

使い捨ておしぼり問題です。

 

タッパー持参を考える

プラスチックのパックやトレイは

タッパーを持参すればいいのですが、

これはなかなかのチャレンジで、

まだ二の足を踏んでます。

しかし、買い食いをやめないのであれば

やっぱり早々にチャレンジしなくては

いけないかなぁと思いました。

 

おしぼり持参を考える

おしぼりもですね、やっぱり

旅に限らず、ほしい局面があるんですよね。

マイバッグやマイボトルのように

これも持参することを

検討してもいいのかもしれません。

子どもの頃、遠足なんかで

プラスチックのケースに入れて

おしぼりを持参したものでした。

あれはちょっと大きいし、

プラスチックは避けたいのですが、

ちょっと大きめのピルケースくらいの

缶のケースに小さなタオルハンカチを

湿らせたものを持ち歩く、

なんてことを考えてもいいかもしれません。

 

次の旅ではもう少し

ごみを減らせるといいなと思います。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。