わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

丈夫な革靴を選ぼう

こんばんは、わのわです。このブログでは、

ゼロ・ウェイストな暮らしを目指した我が家の取組を紹介しています。

ごみを減らしたいという方のなにがしかのヒントになれば幸いです。

 

旦那さまとの会話のなかで「ゴミをみるような目で見る」

という聞き慣れぬフレーズが出てきました。なにそれ?

聞けば、二次元の世界ではよく使われる慣用句のようなもので、

「蔑むような冷ややかな視線を浴びせる」みたいな意味らしいです。

ふつうならそこで会話は終了、なのですが、

日々ごみ減量に取り組むワタクシとしては、どうも聞き捨てなりません。

いやいや、「ごみ」はもとを正せば全て大地や命の恵みの産物で、

必要あればこそ私たちが迎え入れ、その役割を果たし終えたものです。

少なくとも、そうであるべきです。

そのごみに「感謝」こそあれ、「蔑む」とはなにごとか!

と、団らんの食卓で息巻いて、旦那さまに軽く引かれました。

まあ、旦那さまに怒ってもしょうがないですね。

 

さて、今日は最近久し振りに新調した靴のお話です。

 

IMG_2226

 

 

 

カジュアルシューズも革靴にした理由

仕事ではなく、近所に買い物に行ったり犬の散歩に行ったりするのに

ひょいと引っかけていくような、楽めの靴です。

 

今までこういう用途のカジュアルな靴は

量販店で安いものを買っていました。

素材はナイロンとか、合皮とか、布とかですかね。

 

でも、安い靴って、寿命が断然短いですよね。 

もって2年、ひどいと半年くらいで履き潰していました。

そのたびに、1足分のごみを出してました。

 

通勤靴で革靴の長寿命を実感

寿命の違いを実感したのは、

仕事用にそこそこの品質の革靴を買ってからです。

 

やはり、長く履いていれば、かかとも減るし、傷も付きます。

若い頃はぼろぼろになるまで履き潰して捨てていましたが、

もういい年ですからね。そうもいかず、さりとて高い靴を

簡単に捨てられるほどの潔さもなし。

 

それで、修理や磨きをお願いするようになりました。

そうすると、かかとが張り替えられる革靴は、

無限か!と思わせるほどもつことがわかりました。

 

↓よくお世話になっているのはミスターミニットさん。

 都心にたくさん店舗があるので、通勤途中などで利用しやすいです。

かかとの張り替えや磨きに関しては品質が揃っています。

ちょっと面倒なお願いになると、支店によって対応にばらつきがあります。

 www.minit.co.jp

 

かかとは何度でも張り替えられるし、革は丈夫なので、キズはついても

布やナイロンのように擦り切れることはありません。

 

今履いているメインの通勤靴は、週に3、4日履き続けて

修理を重ね、かれこれ8年近く経っています。

 

ところで世の中には、革靴なのに、

「これどうやって張り替えるんだろう?」 と

訝しみたくなる靴底の靴が結構ありますね。

私はヴィーガンではありませんが、命が作った資源を

1年やそこらで使い捨てるようなことはしたくないので、

そういう靴は避けたいですね。

・・・ただ最近は、靴修理業のサービスの幅が広がっているので、

そんな靴も持っていけばなんとかしてくれるのかもしれません。

 

長く履き続ける意外なメリット

長く履き続けるメリットは経済効果やごみ減量だけではないのです。

革は生き物のようなもので、これだけ長く履いていると、

もうこれは足の一部か、と思うくらい、自然に寄り添ってきます。

 

実は今の通勤靴は、最初の頃のケアが足りなかったのもあって、

そろそろ寿命?と思って久しいのですが、

この奇跡のようなフィット感がどうにも心地よく、

なかなか手放せずにいます。

 

そちらもぼちぼち買い換えないといけないのですが、

その話はまた別の機会にするとして、今後はぜひ、

通勤靴以外も革靴にしようと決めていました。

 

そして買った、今回の靴。

大事に履いて、願わくば10年くらい、お付き合いしたいものです。

 

ごみ減量効果の試算:年間0.36kg(不燃ごみ

新しい靴は1足で重さ400gくらいでした。

他の靴の重さも量ってみると、300~500gまで幅があるのですが、

平均するとだいたい1足400gくらいでいいのかなと思います。

皮算用ですが、10年使うことができたとして、

毎年買い換える場合との差を年間に割り戻すと、

 

400g/足 ÷ 1年 - 400g/足 ÷ 10年 =  360g

 

毎年靴をはきつぶすのをやめて革靴を10年もたせることで、

年間360g程度の不燃ごみ減量になった計算です。 

  

私は間抜けの小足なのですが、旦那さまの靴も計量してみました。

男性の靴は1足あたり600~1,000gくらいあります。

結構、靴の重さって違うんですね。

男性がこのスタンスでいれば、もう少し減量効果が大きいかと思います。

  

なお、長く使うために、この靴の利用頻度を考えると

年1回はかかとの張り替えが必要かな、と思います。

そうするとこの張り替え材がゴミにはなります。

この重さがよくわからないのですが、

うーん、1組で20gくらいですかね、、、。

 

今回も、それほど絶大な減量効果はないですが、

引き続き、基本的な生活スタンスとして、

長く使えるモノを大事に使いたいな~と思います。