わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

さよなら、奴隷マインド

おはようございます。

昨日から久しぶりの出張で遠出です。

昨日は新幹線で駅弁に舌鼓を打とうと売り場に行くも、

当然ながら、どれもゴミが多くてげんなり。

最終的にパン屋さんでパンを紙袋にだけ入れてもらいました。

しかし、平均的な駅弁のゴミの重さが気になるので

今日はタイミングが合えば、駅弁(のゴミ)、

買って帰ろうかしらと思っています。

 

さて今日は、前回に引き続き、

ライフスタイルを見直すきっかけになった

もうひとつの出来事についてお話しますね。

 

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引き渡し直後の我が家

 

 

 

 

 それは、自分の家を建てたことです。

 

建て売りも考えていたのですが、

現地を見に行ったり、いろいろ情報を集めるうちに、

自分が住空間に対して尋常ならぬこだわりと

夢を持っていることに思い至りました。

 

そういえば、子供の頃、

折込広告の間取り図を見るのが大好きだったし、

インテリアやお部屋の雑誌も好きでした。

母と冷やかしに訪れた住宅展示場は、夢の空間でした。

  

それなら、オーダーメイドで建ててしまえ!

ということで始まったハウスメーカー選びや

その後の数々の打ち合わせも、まさに夢を形にする日々でした。

 

数々のナゾのこだわりで設計士さんやデザイナーさんを

翻弄し尽くした果てに、新居は完成しました。

入居して3年以上経ちますが、

今でもたまに感慨深く見回してみます。

そうだ、私、こういう家に住みたかったんだよね。

 

それなのに、40過ぎるまで、

そこに向けた具体的なアクションを

何ひとつ起こして来なかった自分に呆れます。

 

勝手に、なんの根拠も必要とせず、

「そんなことは叶う筈がない」と思っていたんです。

いや、「思う」というほどの能動性もなく、

ただ、息をするようになんの疑問もなく、

「そんな気がしていた」というのが正確かもしれません。

 

今にして思えば、何という、意味不明で頑固な奴隷マインド!

それが、やる気を出したら、できてしまったのです。

 

確かに、貯金はごっそり減りました。

でも考えてみれば、お金は夢を叶える手段のひとつですものね。

日々の生活に必要な少しと、万が一へのわずかな蓄えのほかは、

夢と引き換えにして何が惜しいでしょう。

 

確かに、住宅ローンは背負いました。

それまで人を破滅させる悪魔のように恐れていた住宅ローンも

今では人生を共にする同志のように思えます。

 

本当はそれほどではないのに、思い込まされていること、

思い込んでいるという自覚もなく

勝手に思い込んでいることってあるのかも。

やってみたら、できることって多いのかも。

 

この成功体験は、その後のいろんなセンセーショナルな出会いを

しなやかに受け入れる下地になったと思います。

 

その、センセーショナルな出会いの数々については、

また別の機会に。