わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

さよならチューブ容器

こんにちは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

ゼロ・ウェイストあるあるでしょうか。

ごみを減らそうと思うと、

容器入りを買わずに自分で作ろう!

だめにならないように保存食品にしよう!

という解決策が多いです。

結果、冷蔵庫の中がびんでいっぱいです。

 

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数えてみたら野菜室も入れて

びんが22個も入っていました。

さすがにこれは多すぎ・・・。

多いのはジャムなのですが、

もう少し需給バランスを

考えないといけないですね。

 

さて今日は、そんなびん入り食材の

ひとつをご紹介します。

 

 

 

チューブ容器のおろし生姜

亡くなった母の家から引き上げてきたものに、

チューブ容器入りのおろし生姜(未開封

がありました。こんなやつです↓です。

 

おろし生姜を添えたり隠し味にすると、

食生活にぐっと彩りや深みが増しますね。

さっと使えると便利なので、

利用されている方も多いかと思います。

 

使い切ったので、分解して洗って

パッケージの重さを量ってみました。

160g入りのパッケージが16.5gありました。

 

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この容器の分解の面倒なことには

改めて閉口しました。

容器が二重にになっていて

取り外しができなので、

ハサミで切って分解して

やっと洗えました。

 

おそらく、ここまでして洗わないで、

燃えるごみか燃えないごみで

捨てられる方も多いのではないか・・・と思いました。

 

この手のやわらかいチューブ容器は

どうも苦手です。類するものとしては

マヨネーズやケチャップ、歯磨き粉なども

形は違えど、やわらかい容器を絞って

中身を出すタイプですね。

使い勝手はいいのですけれど、

使い切りにくいし、洗いにくいのが

ゼロ・ウェイストを意識してみると、

いちいちストレスです。

さらに捨てたとき、ごみ袋のなかで

嵩が大きいのも気にくわないのです。

 

我が家のおろし生姜事情

そんなわけで、母の家から引き上げた分は

消費しましたが、我が家ではこういった

チューブ容器のおろし生姜は

もう長く使っていません。

では、どうしているのか?

というのが今日のお話です。

 

最初は使うときに使う分だけ

おろし金でおろしていました。

が、この一手間が面倒で、

生姜を使う機会が減りました。

 

あらかじめおろしたものを冷凍する、

というのもやってみましたが、

おろし生姜は水分が多いので、

塊になってしまうと堅くて使いにくく、

冷凍するときに小分けするというのも

使い捨てのラップを使いたくないので、

なかなかに、ひと手間と知恵が要求されます。

 

で、もっといい方法はないかと

いろいろリサーチした結果、

酢を使った方法にたどり着きました。

 

酢を使ったおろし生姜の保存方法

生の生姜100~200gくらい、

だいたい買ってきたひとパック全部くらいを

いっぺんにすり下ろし、

大さじ1くらいの酢と混ぜ、

びんに入れて冷蔵庫で保存します。

 

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使うときに使う分だけ、

スプーンですくって使います。

 

たったそれだけです。 

だいたい1ヶ月くらいで

使い切るようにしていますが、

もっと長く保つという話もあります。

 

味はむしろ市販品よりしょうがらしいです。

お酢が入っているので酸っぱいかと思いきや、

ほとんど気になりません。

 

この方法のソースを忘れてしまったので

ご紹介できないのですが(すみません汗)、

どなたかのブログだったかと思います・・・。

 

こちらに類似の情報がありましたので

貼っておきますね。

kurashi-ideal.com

 

自家製おろし生姜をおすすめする理由

これはとっってもおすすめです。 

デメリットが思い当たりません。

ごみが減るのはもちろんのこと、

とにかくお手軽です。

そして、費用的にも経済的です。

そして、市販品より美味しい。

 

さらに、安心です。

市販のおろし生姜の原材料をみてみると、

加工デンプン、環状オリゴ糖酸化防止剤

増粘剤、香料、酸味料・・・

自家製には必要ない、入れたくても

どうやって調達すればいいのか分からない

謎の原料がたくさん入っています。

もちろん、危険なものばかりではない、

安全だから入っているのかもしれませんが、

自分で安全と判断できないものは

正直、得体が知れないです。

 

自家製おろし生姜の原料は生姜と酢だけです。

その生姜と酢の素性も

自分で調達したものなら

ある程度たどることができます。

 

 

ゼロ・ウェイストを意識して、

納豆、なめたけ、ぬか漬け、

いろんな加工食品の自家製に

チャレンジしてきました。

 

wanowanowa.hatenablog.com

 

きっかけはゼロ・ウェイストでしたが、

自分で作ってみると、

原料の素性がだいたい分かっているということが

とても安心に感じられてきて、

ますます自家製したくなってきています。

 

ゴミ減量効果の試算:約0.2kg(プラごみ)

冒頭のチューブ容器は160g入りで16.5gでした。

我が家では同じくらいの量のおろし生姜を

チューブ容器入りの既製品を買わずに、

ひと月に1回くらい自家製して消費しています。

 

16.5g/月 × 12ヶ月/年 = 198g

 

おろし生姜を生の生姜から自家製することで、

年間 198gのプラスチックごみ減量になる計算です。

 

なお、生の生姜はプラスチック袋入りで

販売されていることが多いですが、

今回計量したチューブ容器に入っていない

外装フィルム分くらいだと思うので、

そこは考えないことにします。 

 

メリットしかないおろし生姜の自家製、

ぜひみなさんにもお試しいただきたいです。

 

本日はこれにて。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。