わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

万歩計と余白時間

こんばんは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

先日、ツイッターでフォローしている

ハレルヤさんから、こんなご紹介がありました。

 

 

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100円ショップのセリアさんで

こんなものが販売されているというものです。

子供の頃、おもちゃで機織りが

できるものがあったように思いますが、

今は100円でこれ。

もちろんだいぶ簡単なものではありますが、

100円でこんなものを作ろう!

と思いつく発想力がすごいですね。

 

さて、今日はちょっと閑話休題

万歩計とセリアさんのアイデアに誘われた

なんでもない休日のお話です。

 

 

 

歩いてでかけてみよう

特段の予定のない休日、

冒頭の手織りツールセットを買いに

セリアに行ってみようと思い立ちました。

いつもなら車でぶーん、と行って、買って、

すぐ帰って来ちゃうのですが、

この日は思いたって、

バスと徒歩で行ってみることにしました。

 

それというのも、最近

こんなものを楽しんでいます。

 

 

そう、万歩計です。

おばあちゃんかよ!と

突っ込みが入りそうですね。

それもそのはず、母の遺品から出てきたものです。

幾つもいくつも出てくるので、

そんなにいいものなのか?と、

試してみたのですが、これほんとに

コストパフォーマンスのいいおもちゃです。

 

万歩計でわかったこと

まず、いろんなことが分かってきました。

平日は7,000~15,000歩くらい歩いていて、

そのうち5,000歩が通勤によるものです。

ただしこれは「まじめに」通勤した場合で、

駅まで車で送迎してもらったり、

エスカレータを使ったりすると

1,000歩単位で減っていきます。

 

いっぽう、休日はなにもイベントがないと

4,000歩くらいしか歩いていません。

なにもない休日でも車で買い物くらいは

いくんですが、この「車ででかける」というのが、

思った以上に歩かないことが分かりました。

 

たとえば外食に行って帰ってきても

100~200歩くらいなのです。

スーパーで買い物してもせいぜい

500~1,000歩くらいで、

通勤の運動量には遠く及びません。

 

月曜日の朝の通勤がとにかくしんどいのは、

この土日の運動不足のせいではないか

という気がしてきました。

それで、ここのところ、平日も休日も関係なく

なるべく10,000歩くらいは

歩こうと心がけています。

そうすると、思わぬ効果もありました。

 

万歩計がもたらした思わぬ効果

一番は、階段を使うのが

ほとんど苦にならなくなったことです。

 

歩数を稼ぎたいのにエスカレータなんて

勿体なくて乗れません。

旦那さまの駅までの送迎も

あまりあてにしなくなりました。

歩かないと勿体ないですから。

 

休日は散歩に出かけよう 

そんなわけで、車でセリアまで行って

買うもの買って帰ってきても、

100~200歩くらいにしかならないことが

だいたい分かっています。

そうとう意識して歩く時間をつくらないと

休日の10,000歩は難しいのです。

ならばと、旦那さまとふたり、

車ではなくバスと徒歩で出かけてみたのです。

車なら15分くらいのところ、

片道1時間以上かかる小旅行です。

 

道すがら、ラズベリーが鈴なりの

お家を覗いて「すごいねー」と感心していたら、

お裾分けをいただきました。

橋から川を見下ろして

生き物や植物の様子を眺めました。

気になるお店もいくつか見つけました。

車の移動では得がたい

いろんな出会いや発見がありました。

 

余白時間という気づき

私は、休日もタスクリストをつくって

できるだけ効率よくタスクの数をこなそう、

というタイプで、

「プロセスを楽しむ」という発想に乏しいので、

このセリアまでの旅は結構斬新でした。

 

この日は半日かけてセリアに

100円の手織りツールセットを

買いにいったわけですが、

たくさんタスクをこなした日とはまた違う、

思いのほか満足度が高い一日でした。

 

こういうのを「余白時間」というのでしょうか。

よりたくさんのことをやろうとして

段取りを考えながら手足を動かしたり、

求めた情報をインプットしたり。

日々普通にやっていることをやめてみると、

「感じる」「見つける」「気づく」といった

幸せを見つけるために必要なセンサーを

起動させることができるのかなーと思いました。

 

そんな感じで最近は、

犬の散歩も少し長めに歩いたり。

母の遺した万歩計がくれた、

思わぬ「人生の余白時間」を楽しんでいます。