わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

パッケージフリーでコーヒーを購入

こんにちは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

大型連休、すっかりブログをさぼって

楽しんでしまいました。

人混みや渋滞が苦手な私もこの連休は

遠出などはせず、断捨離、遺品整理、

大掃除、庭の畑の更新、衣替えなど

家のことをいろいろやっていました。

長く懸案だったこともいろいろ片付けて

すっきりしているところです。

そのあたりのこともぼちぼち

報告できたらな、と思います。

こんな感じでマイペースなブログですが

またお付き合いいただければ幸いです。

 

f:id:wanowanowa:20190504191712j:plain

 

さて、今日は休暇中には機会が多い

お家で飲むコーヒーのお話です。

 

 

 

コーヒーが好き 

コーヒー、結構好きなんですよね。

 

仕事柄もあって、カフェやレストランで

コーヒーを飲む機会が多めです。

そんなときはブラックか

カフェオレを頼むことが多いです。

wanowanowa.hatenablog.com

 

マイボトルには基本的には

家でいれたお茶が入っているので

あまり頻度は高くないですが、

カフェでマイボトルに

いれてもらうこともあります。

遠距離や泊まりがけの出張で

帰りの新幹線に乗る前に

ちょっとしたご褒美に

利用することが多いですね。

 

自宅で飲むことは多くないですが、

主に週末、週1回くらいは

家でコーヒーをいれたりもします。

 

コーヒー豆を挽いた粉で入れますが

使い捨ての紙のフィルターは使わず、

ステンレスのフィルターつきの

カラフェを使っています。

wanowanowa.hatenablog.com

 

少量のコーヒーをパッケージフリーで調達したい

以前はスーパーで

プラスチック袋に入ったものを

購入していました。

しかし、このプラスチック袋が

使い捨てなのがどうにも気になります。

  

さらに我が家では

消費のスピードが遅いので

出来あいのパックだと

消費にとても時間がかかります。

 

コーヒー豆を粉にしたものって

結構なスピードで鮮度が落ちますよね。

 

うちはあまり味にうるさくはないですが、

それでも開封した最初の一杯は

「なんて香り高いんだ!」と思います。

 

小分けにして冷凍するといいとか

聞いたことがありますが、

そこまで味にうるさくないのもあって、

正直めんどくさいです・・・。

もちろん、豆を買ってきて自分で挽く、

というほどの気概もないです。

 

でも、できれば少量ずつ買って、

たまに香り高いのを味わいたいのです。

 

だいたい、コーヒー豆はその場で

挽いてくれる店があるのだから、

ちょっとだけ挽いてもらったものを

持参の容器に入れてもらうのは

そんなに無理なお願いではないはず。

そう思って、コーヒーをその場で

挽いてくれそうな店を探してみました。

 

パッケージフリーなお店の探し方

さて、コーヒーに限りませんが、

持参の容器に量り売りで食品を売ってくれる、

そんなお店、なかなかないと思いますよね。

 

尊敬するベア・ジョンソンは

生活に必要なほとんどの食品を

パッケージフリーで購入しているそうです。

いや、アメリカにはそういう店が

探せばそこそこあるのかもしれないけど、

日本にはまずないでしょ、と思いませんか?

私はそう思っていました。

 

 ベア・ジョンソンの著書を買ったときの話↓

wanowanowa.hatenablog.com

 

でも彼女の著書「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を

よく読むとわかります。

彼女はパッケージフリーで販売するお店を

探しあてたのではなく、

「パッケージフリーで売って欲しい」という

たくさんの働きかけをすることによって

「たいていのものはパッケージフリーで買える」

という状況を作ってきたのです。

 

要するにですね、

「量り売り」「持参容器」

などと検索していても

そういうお店はあまり見つかりません。

 

そういったことを謳っていなくても、

顧客の要望に柔軟に対応するお店を

自分の足で探して、そして見つけたら

自分の希望を伝えてみるのです。

この容器に100gだけ売ってもらえませんか?と。

 

そういう柔軟さがあるお店かどうかは、

ネットで検索してもわかりません。

なので、実際に行ってみて、空気を読みながら

お願いしてみるしかないと思うんですよね。

 

カルディさんは200g~

まず足を運んだのは

コーヒーと輸入食品のチェーン店、

カルディさんです。

ネット情報でカルディさんは

持参の容器での購入は

OKしていただける場合が多いみたいでした。

が、足を運んでみると、

量り売りは200g~

となっていたのでやめました。

 

我が家の消費頻度では200gを消費するのに

2ヶ月くらいかかります。

できれば100g単位でお願いしたいのです。

まあ、もしかしたらお願いしたら

対応してもらえたかもしれないですけどね。

 

意外と手強い専門店 

その後、いくつか量り売りをしてる

コーヒー専門店などに行きましたが、

思ったより難航しました。

多くは100g単位での販売は

問題ないようでしたが、

持参の瓶に入れるのは難色を示されました。

コーヒーは鮮度が命ですが、

その鮮度は空気に触れれば

触れるほど落ちていきます。

 

多くのお店で袋での購入と

保存を勧められました。

なかには弁がついた脱気できるチャック袋を

用意しているお店もありました。

 

「コーヒーを美味しいまま味わってほしい」

という、お店側の溢れるコーヒー愛を前に、

「そこまでこだわらないので」

とはいいにくく、退散してきました。

 

思いがけず、近所のカフェで

そんなある日、よく行く喫茶店のレジで

コーヒーを販売しているのに気がつきました。

 

その場でお挽きします、とは書いてありましたが

もちろん「持参容器OK」とは

どこにも書いてありません。

 

でも、100gだけ、びんにいれてもらえないか、

聞いてみたら、快諾してもらえました。

  

f:id:wanowanowa:20190204060939j:plain

 

じゃーん。ついに、コーヒーを

パッケージフリーで購入できました。

ありがとうございます!!

 

対応してもらえたお店はこちらです↓

orandazaka-coffee.com

 

丁度いいこだわりのお店を探す

そんなわけで、コーヒーを

パッケージフリーで買うことができました。

いくつかお店を巡ってみて

感じたことをまとめると以下のとおりです。

 

量販店は薄利多売なところがあるので

少量販売には消極的な場合があるようです。

 

また、チェーン店もマニュアル通りに働く

アルバイトさんしか見当たらない場合

想定外の依頼には

対応してもらえないことが多いです。

 

いっぽう、こだわりの強いお店だと

びんのような空気と触れやすい容器は

嫌がられることがあるようです。

 

そんなわけで、丁度いい具合の

こだわりあるお店というのが

対応してもらいやすそうです。

 

という傾向はあるものの、

最終的には対応してくださる店員さんの

心意気ひとつというところもあるので、

まずはお願いしてみるのがよいですね。

 

ごみ減量効果の試算:54g(主にプラごみ)

以前買った袋入りのコーヒーは

容量300gで、袋は12g、

1.5gくらいの脱酸素剤が入っていました。

我が家は100gを1ヶ月くらいで消費するので、

300gを年間4回購入することになります。

びんで購入した場合のごみはゼロです。

 

(12g + 1.5g) / 袋 × 4袋/年 = 54g

 

コーヒーを量り売りの店で

持参したびんで購入することで 

年間54gのプラごみ減量になった計算です。

 

我が家は消費量が少ないとこもあり

減らせる量は少ないです。

でもごみの出ない買い物ができた

爽快感は格別です。

気が向いたらぜひお試しくださいませ。