桜の季節にひきとってきたもの
こんにちは。わのわです。
このブログは、ゼロ・ウェイスト に向けた
我が家の取り組みを紹介したりしていますが、
今日は（最近は）ちょっとつれづれしたお話です。
桜が満開です。毎年この時期は、
母から「どこそこの桜が見たいから出動すべし」
との指令が来たものでした。
満開と好天を狙って、
今週にしようとか、やっぱり来週だとか
毎日のように連絡が入るので
正直ちょっとウンザリもしていましたが、
それがまったくないのも嘘みたいです。
桜みたいな美しいものに接したときの
母の表現力を私はとても愛していたと思います。
「そうか、もう君はいないのか」
なんて本がありましたが
今年は桜をみるとまさにそんな気分になります。
母の住まいを引き払う
母の遺品整理ですが、この春やっとこさ、
賃貸マンションを引き払うことができました。
これまでの経緯はこちらからどうぞ↓
最後は引越しの日程を決めてしまうと、
要るも要らないもなく箱詰めをして
空き家の実家に押し込めてしまったのでした。
家電や一部の家具など、
大物を処分してだいぶ
引越し荷物は減ったのですが、
ピークの3月に持ち込んでしまったことで
引越し費用は返って高くつきました。
というか、引越し難民なんて言葉まで出た
この春に持ち込んでしまって
世間様には申し訳ないことをしてしまいました。
とはいえ実家に全てを収容するのは不可能で、
できるペースで不要品を処分した結果なので、
仕方ないといえば仕方ないのですが。
引き取ってきた大物
引越当日、最後にこちらを引き取ってきました。
母が使っていたたんすです。
特別高級なものではありませんが、
国産の家具メーカーが
長く使う想定で製造しているタイプの
しっかりしたものです。
これまで私の衣類は
ウォークインクローゼットに吊すぶん以外は
引き出し式のプラスチックの衣装ケースを
積んで収納していました。
↑今回空いた衣装ケース5個です。
高校を出て親元を離れたとき、
吊すもの以外の衣類の収納は
全てこの手の収納ケースになりました。
最初の頃はパイプベッドの下に入れてました。
その後何度も引越を重ね、
和室が好きだったので押し入れを
奥まで活用できるこのケースは便利でした。
処分したこともあれば買い足したこともあり、
どれがいつ購入したものかは
もうわからないのですが、気がつけば
旦那さまのぶんも合わせて１３個もありました。
この収納ケースもプラスチックで、
あまり好みでなくなって久しいのですが、
忌々しいほど（！）頑丈にできていて
まったく劣化しないので、
ただ処分して何か新調するのも
あまり気が進まず、ずっと使ってました。
今回、母のたんすの処分を考えるにあたり、
そんなに状態は悪くないので
リサイクルショップに
売ることもできそうだったのですが、
どうせ処分するなら私が持っている
プラスチックの方かなと思いたちました。
幸い、最初の写真のように我が家のWICの
丈の短い衣料を吊してある下のスペースに
母のたんすはすっぽり収まり、
プラスチックの衣装ケースが５つ空きました。
プラスチックの衣装ケースは
メーカーが違っても規格が揃っているし、
頑丈で使いやすいし良心価格だしで、
単身者には人気があるようで、
結構嵩張るにも関わらず
リサイクルショップが快く引き取ってくれました。
おそらくこの母のたんすは
私の命が尽きる日まで、このままここで
稼働し続けることになるでしょう。
ミニマリストには見せられないワードローブ
それにしても今回、
衣服の移し替えをしてみて、
自分の衣料が多すぎることを
再認識しました。
ブログに掲載しようかと
WICの全容の写真を撮ってみたのです。
しかし、普段ブログなどで目にする
ミニマリストさんのそれを思い出すと、
あまりに雑然としていて
恥ずかしいのでやめてしまいました。
まだ３つほど残っている衣装ケースには
タオルや寝具のストック、
季節外のボトム、鞄や帽子などが入っています。
なんとかこの３つをなくすくらいまで
減らしたいものです。
吊しものも多すぎて
少しぎゅうぎゅうしているので、
もう少し減らしたいところです。
実は今回、母の衣類で
にわかに捨てがたかったものを
いくらか持って帰ってきてしまったのも
衣類が多い原因です。
そのあたりもぼちぼち整理して
結局自分で着ないものは
気が済んだら処分しようと思います。
今日も、最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
