わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

よみがえったジャケット

こんにちは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。 

ごみを減量したいどなたかのヒントになれば幸いです。

 

雪があがった朝、庭にでてみたら

梅が咲いていました!

しかも、気がつけば

まるまると太った蕾がいっぱい。

ああ、今年こそすべて

美味しい梅干しになってほしいものです。

(昨年は1つしか実らなかった・・・)

やはり、立春すぎると、

どんどん春らしくなりますね。

悲しいことがあると、

春が訪れる喜びはまた格別です。

 

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ちょっと前の話になるのですが、

今日は、お気に入りのジャケットの

裏地をなおしてもらったお話です。

よろしければお付き合いくださいませ。

 

  

 

お気に入りジャケット

仕事でかなりヘビーに着続けている

ジャケットがあります。

いつどこで買ったか

覚えていないくらい前から持っています。

少なくとも2007年の写真があるので、

最低でも10年以上経過しています。

 

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・・・ところで私、

ファッション雑誌を読む習慣がないので、

ファッション用語がわかりません・・・。

たまに喫茶店なんかで手にとってみると

ほとんど外国語レベルに理解できません。

 

なので、このジャケットの何がいいのか

うまく表現できないんですが、

素材感とか、襟の形とか、色味とか、丈感とか、

着たときのシルエットとか、サイズ感とか

ボトムを選ばない包容力とか、

もうとにかく気に入ってしまって、

同じようなものが見つかりません。

 

裏地が破れたら寿命?

それで馬鹿の1つ覚えで

ずーっと着続けてきたんですが、

昨年あたりから、

裏地がびりびり破けてきました。

直さないとなー、と思いつつ、

後回しにして、

着るだけはヘビーに着続けていたら

もう人に見られてはならないくらい

みすぼらしいことになってしまいました。

 

裏地が破けるまで着倒したら天寿、と

旦那さまや友人には言われましたが、

諦めきれません。

だって、表地は全然劣化していないのです。

表地はまだまだ使えるのにごみにするなんて・・・

ベア・ジョンソンがなんて言うかな?

 

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

 

 

そう思ったらもう捨てられません。

裏地の張り替えを頼むことにしました。

自分でできれば文句ないのですが、

ミシンもないし、なにしろ裁縫に対する

苦手意識がすごいので、

ここは潔く?プロにお願いします。

 

地域のパタンナーさんに突撃依頼

以前も袖丈の直しなんかで

百貨店やスーパーに入っている

お直しやさんを利用したこともあるのですが、

今回は、FaceBookの地域コミュニティで

パタンナーさんを見つけたので

突撃メッセージでお願いしてみたら、

快く引き受けてくださいました。

 

だってほら、顔が見える人に

直してもらった方が気分よくないですか?

うまくすれば「かかりつけ」みたいな感じで、

いろいろ相談できるように

なるかもしれないです。

 

それに、やっぱり暮らしはできるだけ

ローカルに送りたいのです。

地域にやってもらえる人がいるなら

地域の人にお願いしたいし、

「地域にやってもらえる人がいる」

という状態を

ささやかでも支えていたいと思うのです。

 

命が吹き込まれた感じの仕上がり

春先にお願いして、秋口のそろそろ、

という頃に仕上げていただきました。

 

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まるで新品のようになって戻ってきました。

ふちのところ、これは

手縫いで仕上げてくださってますね。

タグなんかもちゃんと付けなおされているので、

ほんとうに新品みたいです。

 

Before画像はありません・・・。

恥ずかしいので撮らなかったのですが、

こんなに素敵になるなら

撮っておけばよかったかも・・・。

 

あー、なんとありがたいことだ。

これであと10年はつきあえる?かしらね?

 

引き取りのときにパタンナーさんが

いってくださいました。

昔の服はとても丁寧に作られていて、

懐かしく、よいものを見せてもらった、と。

 

最近は本当に服が安くなりましたもんね。

よいものをよい値段で売っていた時代は

もう過去のものなのでしょうかね。

だとしたら、古い服こそ

大切にしないと勿体ないですね。

 

blog.goo.ne.jp

 

パタンナーさんのブログにも

 紹介していただきました♪ 

 

費用はそこそこかかりましたね。

このジャケットがいくらしたか、

正直よく覚えていないのですが、

たぶん買値の半値以上は

払った感じかなーと思います。

でも、同じくらい気に入るものが

見つからないわけだし、

裏地を直さなければ

ごみにするしかなかったものに

命を吹き込んでもらえた対価としては

決して高くないと思います。

 

ごみ減量効果の試算:年間46g(可燃ごみ

このジャケットの重さは460gなので、

あと10年着られれば、次の10年のための

同じくらいの服1着分を

消費せずに済んだ計算です。

 

460g ÷ 10年 = 46g

 

 裏地を張り替えることで、

年間45gの可燃ごみ減量になった計算です。

いや、実際には、破れた裏地は

ごみになっているので、

減量できた量はもう少し少ないです。

 

そんなわけで、年間に割り戻してしまうと

ごみの減量効果は微々たるものです。

ただ、最近の服は10年も持たない気がするので、

もう少し甘い試算でもいいのかもしれません。

 

今日も、最後まで読んでいただき

ありがとうございました。