わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

今さらながらのカミングアウト

こんにちは。わのわです。

このブログではおもに、ゼロ・ウェイストに向けた

我が家の取組を紹介しています。

 

母の遺品から、捨てるにしのびなく、

用途も考えずにひきとってきたものシリーズ、

小ぶりの文箱です。とても好みで思わず

持って帰ってきてしまいましたが、

使い道が思いつきません(汗)。

一応、ミニマリスト志向もある私なのですが、

やはり、遺品というのは一筋縄ではいきません。

しばらく置いておいて、使い道があれば使うし、

気が済んだら処分してもいいかもしれません。

しばし、モラトリアムな時間を

過ごしましょうぞ。

 

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さて今日は、相変わらず遅々として進まない

遺品整理を勧めるなかで、

なんとなく伝わっているかもしれない、

私と母の住空間のお話です。

よろしければお付き合いください。

 

 

 

生まれ育った家のこと

母の住まいの状況を

繰り返し報告しているので、

お察しいただいているかと思いますが、

今さらながらカミングアウトしますと、

ワタクシ、結構とっ散らかったで育ちました。

 

有り体に言えば「汚屋敷」出身です。

 

「汚」というのは故人にはばかられるので、

「散らかった家」くらいの表現にしておきます。

 

コミックエッセイストのゆるりまいさんの

表現力をお借りしますと、

↓のような感じの家でした。

 

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まさにまさに!あるある!という、

こんな感じの家で育ちました。

 

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります

 

↑こちらの漫画から引用させて頂きました。

 

ゆるりまいさんがメサイア

ご存知の方も多いと思いますが、

ゆるりまいさんは上記のような

散らかった家に育ちながら、

今ではとてもスッキリしたお家に暮らしています。↓

 

hokuohkurashi.com

 

散らかった家育ちでも

(もしかしたら、だからこそ?)

モノを減らせば、驚くほど

シンプルで快適な住空間を

手に入れられる、ということを体現して、

勇気と希望を与えてくれた

私にとっては救世主のような存在でした。

 

この出会いは私の人生の

ひとつの転機といっても

大げさではないかな、と思います。

 

今、散らかった家に埋もれて絶望している人には、

是非読んでほしい一冊です。

 

片付けられない絶望

子どもの頃は、友達の家にいくたび、

綺麗な片付いた部屋が羨ましく、憧れました。

インテリア雑誌などよく見ていましたが、

実家にいる間はあまりにもモノが多く、

綺麗な部屋など夢のまた夢でした。

 

よく、母に「片付けなさい」と怒られ、

片付けられない自分に絶望していましたが、

あの家では無理だったことが今ではわかります。

 

実家からの脱出と放浪人生

幸いにして、なのか、必然的に、なのか、

大学進学と同時に実家を出ました。

以来、数奇な運命?に翻弄され、

8回の引っ越しを経てモノに選別がかかり、

少しずつ、自分なりの収納方法や

好みが醸成してきて、実家よりはずっと

片付いた暮らしをするようになりました。

 

ただ、母親譲りの捨てられない性分で、

モノは多かったです。

 

ミニマリズムとの出会い

そして、ゆるりまいさんに代表される、

ミニマリストさんたちとの出会いました。

初めはおっかなびっくりでしたが、

少しずつモノを減らし始めました。

 

モノを減らしてみると、

モノがあることがどれだけ負担だったか、

実感することができますよね。

それで断捨離が加速していき、

今の家へ最後の(のつもりで)引越をするとき、

かなり思い切っていろいろ処分しました。

そして現在に至ります。

 

今では、「ミニマル」

というほどではないですが、

初めて来た人にはだいたい

「モノが少ない!」と驚かれる程度には

シンプリストになりました。

いつでも10人以上人を呼べる

すっからかんとした住空間を手に入れました。

掃除もモノの管理もとても楽になりました。

  

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 ↑現在の我が家のひとこま。

・・・犬の宝物入れが写ってますね(汗

ゆるりまいさんの家の写真を最初にみたときは

引くほどなにもない!と思ったものですが、

今となっては、あんまり変わらないですね。 

 

 

 

さて、そんな私の、母の住まいに対する

スタンスについては、長くなりそうなので

また次回お伝えしたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。