わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

エコプロに行ってきました

こんばんは。わのわです

このブログでは、ゼロ・ウェイスト に向けた

我が家の取組を紹介しています。

実母が急逝して以来、

しばらく遺品整理の話ばかりになっています。

 

先日、旦那さまが車検帰りに

いらぬものをもらってきました↓こらこら。

 

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我が家のトイレットペーパーは生協の

芯なしと決まってます。

ティッシュはだいぶ使わなくなって、

半年前に6ヶ月点検でうっかり

もらった5箱のうち4箱が

まだ残っているというのに。

聞けば、帰りしなに満面の笑みで問答無用で

車に積まれたそうです。

100%善意で差し出されるものを

お断りするのはやはり、

高度なリフューズ力を要しますね。

 

さて、今日は遺品整理の話からちょっと離れて、

先週のことですが、エコプロに行った

ご報告したいと思います。

 

 

 

日本最大級の環境展示会  

エコプロは、毎年東京ビッグサイトで開催される

環境配慮型製品やサービス、技術の展示会です。

  

eco-pro.com

 

仕事柄、毎年訪れるようにしてましたが、

ゼロ・ウェイストなブログを始めた今年は

そんな視点多めで行って参りました。

 

前提として、人が多い・子どもが多い

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↑公式サイトの写真を拝借してきました。

 

大型展示会のご多分にもれず、

人が多いのですが、ビジネスマンばかり

という印象もあるかと思いますが、

エコプロは子どもがすごく多いです。

学校の授業の一環として、

団体で来たりもしているようです。

 

ゆえに、加熱する景品合戦

数ある出展ブースのなかで、

来訪者に足を止めてもらうためでしょうね、

多くの出展者は景品をばらまきます。

 

多いのはクリアファイル、エコバッグ、

筆記用具等文房具、トイレットペーパー、

お菓子等食品、飲み物等でしょうか。

ものすごい大荷物を抱えて闊歩する、

これを目当てに来ていると思われる人も多いです。

「エコプロ 戦利品」で画像検索すると、

 

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↑のような感じで、

 そういう方の戦利品を一覧することができます。

子供たちも、容易に景品獲得合戦に陥りがちです。

 

行き交うチラシ

さらに、とにかくどのブースでも、

ちょっと足を止めるとばさばさと

景品やチラシを勧められます。

これを全部受け取っていると、

この量もものすごくなります。

これを会場近くのごみ箱に

ごっそり捨てていく人もいます。

 

試されるリフューズ力

私も昨年までは

興味のある企業や製品については

ちょこちょこ受け取ってました。

あとちょっと使えそうな景品とかも。  

 

それでも結構な量になり、

チラシは結局目を通す時間もとれず、

しばらくしたら処分することになるので、 

今年は受け取るのをやめて、

会場で見聞きして印象に残った情報だけを

持ち帰ることに決めました。 

 

受け取っていた景品も、

結局はお金を出してまで

ほしいモノではなく、

「ただでくれるならもらっておこう」

という類のものです。

 

なくても困らないモノはない方がいいのです。

 

そう思って受け取りませんでした。

 

何度か受け取りそうになりましたが、

やはりゼロ・ウェイストのブログを

始めた効果は大きいです。

「俺はいいけど、WANOWAが何て言うかな?」

という精神でリフューズしてきました。

 

あ、これ、人気ブロガーのルパン座3さんの

受け売りですけど↓

 

www.rupannzasann.com

 

エコは欺瞞が多い

そんなこんなで、エコを標榜しつつ、

エコプロにゼロ・ウェイト視点は

皆無と言って問題のないレベルです。

正直疲れました。

 

まあ当然といえば当然なんですが。

みんな経済を回そうとしているわけですからね。

市場経済を回すことは本質的には

エコとは逆のベクトルです。

 

そうは思うのですが、

欺瞞だってもうちょっと巧妙にやってほしいのです。

 

例えば、個別包装の鍋キューブが

食品ロス対策になるとか言ったりするわけです。

こんな特定の用途に特化した調味料を

たくさんとり揃えなければ

鍋の調味料なんかそもそも

ほとんどロスしないでしょう、とか

出さなくていいプラごみが

出るばっかりだと思うわけです。

 

こんなハリボテみたいなエコを

標榜するブースが多いこと!

ちょっと「?」な点があってもまあ、

「それもやらないよりはましよね?」

くらいの取組をしてほしいものです。

 

わのわ流エコプロの楽しみ方

文句ばっかり言ってしまいました。

そんなイベントなら行かぬがよかろうと

思われそうですが、

結構楽しんでも来ました。

 

基本的に私は、

雇われコンパニオンしかいない

華やかな大企業のブースには

あまり長居しません。

狙い目はよくわかっていそうな人がいる

中小のブースで、展示内容について

疑問に思ったことを聞いたりして回りました。

 

そんななかで、

「それはすばらしいね!」という取組を

している企業さんもいましたし、

仕事のヒントになるような情報も

いっぱいありました。

こういった展示会はやっぱり行く価値があるのです。

 

とにかく、会場が排出する

ごみの量はすごかったと思います。

せめてチラシや景品を減らす努力を

少しくらいしてほしいものです。

 

また、それぞれの出展者が謳うエコが

本当に「エコ」なのか、

会場に溢れる子供たちには

鵜呑みにせず疑ってみる姿勢をもって

出展者の話を聞いてほしいものだと思いました。

 

そんなことを強く思った今年のエコプロでした。