わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

マイバスケットを利用する

こんにちは。わのわです。

このブログでは、ゼロ・ウェイストな暮らしを目指した

我が家の取組を紹介します。どなたかのヒントになれば幸いです。

 

プラスチックのことを考えると、いつも胸がざわざわします。 

好きか嫌いかと言われると、全然好きではないです。

ただ、プラスチックは悪か?には、

いまいち確信を持ってYESともNOとも言えない自分がいます。

理由を書き連ねるとそれだけでいくつも記事が書けそうなので、

それはまたの機会にしますが。ただ、大雑把に言って、

個別的には例外はあるものの、自然素材を常に選んでいた方が、

総じて環境負荷は少ないだろうな、とは思っています。

そんなぼんやりした感覚をあまり上手く説明できないので、

結局いつも、好き嫌い論に逃げてしまうことが多いです。

 

そんな、悩ましいプラスチック製品のひとつが今日のテーマです。

スーパーでの買い物に使っているマイバスケットをご紹介します。

 

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家ではスーパーで回収してもらえる資源ごみ置き場に

 

 

 

プラスチックを容認した理由

 

ええ、そうなんですよ。これ、プラスチック製なんですよね。

 

我が家で「スーパーの袋はもらわないようにしよう」

というコンセンサスがようやく定着してきた頃、

旦那さまが独断で買ってきたものです。

 

プラスチックかぁ、と、ちょっと残念に思ってはみたものの、

買ったからには消費する責任があります。それに、

我が家では平日のお買い物は旦那さまマターです。

その旦那さまが納得したものでなければ、どのみち続きません。

当面はこれを使ってみることにしました。

  

わのわ流マイバスケットの使い方

スーパーではカートに備え付けのカゴを上にして

マイバスケットと重ねておきます。

 

買いたい商品を備え付けのカゴに入れていき、

レジで下に重ねていたマイバスケットを出し、

「このかごに入れてください」とお願いします。

 

レジを済ませると、自動的にマイバスケットに会計済みの商品が

きれいに入っているので、そのままお店をでます。

 

マイバスケットの3つのメリット

もちろん、レジ袋をもらわずに済むのが

最大のメリットなのですが、

エコバッグと比べた時のメリットが3つあります。

 

1つは、スーパーで袋に詰める作業をしなくていいことです。

レジでカゴからカゴへ、移し替えてもらえますから。

これが最大のメリットです。

暮らしをシンプルに効率化したい人にはすごくいいと思います。

 

2つめは、肉などの汁が出る商品も

小さなポリ袋に詰める必要がないことです。

マイバスケットは箱型なので、袋と違って持ち歩いても

中身が傾いたりする心配がありません。

レジの人が親切に袋に詰めようとすることがありますが、

注意深く見守ってお断りすればオッケーです。

 

3つめは、買い物以外、キャンプなどのアウトドア活動にも

意外と便利に使えます。

 

マイバスケットの残念なところ3点

1つめは、車前提なことです。

我が家はスーパーへはいつも車で行くので、

かごごと後部座席に乗せれば安心です。

 

でも、買い物かごって、長距離持ち歩くには持ちにくいです。

自転車にくくりつけることは不可能ではないでしょうが、

開口部が大きいので、ちょっとした「がたん」で

中身を落っことしそうです。

つまり、徒歩や自転車の買い物には向かないと思います。

これってゼロウェイスト的にはかなりの痛手です。

 

2つめは、カート前提なことです。

会計前にマイバスケットに商品を入れるわけにはいかないので、

お店では備え付けのカゴと2つ持っていなくてはいけません。

これってカートがないとしんどいですね。

 

3つめは、プラスチック製であることです。

プラスチックがどれだけ環境負荷が大きいかは、

実はすごく難しい問題だと思います。

ただ、個人的に、デザインとしてのプラスチックが

あまり好きではない私にとっては、

ああ、これが竹製のカゴだったらなぁ、、、と思います。

  

エコバッグvsマイバスケット

そんなわけで、エコバッグと比べても一長一短です。

しかし、車前提なところ、プラスチック製なところを考えると、

ゼロ・ウェイスト的な視点からはやっぱりエコバッグに軍配です。

 

がしかし、我が家で日々、スーパーにお買い物に行くのは

フルタイムの私ではなく、自由業の旦那さまです。

私ほどごみの減量に情熱はない旦那さまが、

マイバスケットに関しては、「自分で袋詰めをしなくていい」

便利さがすっかり気に入って、日々、愛用してくれています。

 

旦那さまが喜んで気分よくお買い物に行ってくれるなら、

カゴかバッグかにそんなにこだわらなくてもいいかな、

と思っている今日この頃です。

 

マイバスケットを試すなら

我が家のバスケットは、以前よく利用していたいなげやのものですが、

いまは引っ越して近所の別のスーパーで使っています。

いなげや以外にも、イオングループやユーコープ、ベルク、

イトーヨーカドーなどで販売しているようです。

どこで買ったものをどこで使ってもなんら問題ありません。

ネットでみつけた情報を貼っておきます。

ただ、ネットの情報はどれもあまり新しくないので、

詳しくは店頭できいてみるのがよさそうです。

 

いなげや

いなげや レジ袋削減の取り組み

 

イオングループ

www.aeon.info

 

↓ユーコープ

www.ucoop.or.jp

 

イトーヨーカドー

news.mynavi.jp

 

↓ベルク

www.belc.jp

 

公式の情報がみあたらなかったのですが、

イオングループでは使わなくなったら返品できるという情報も。

↓このサービスが現在も続いているなら、イオングループがよさそうですね。

himagurasi.blog.so-net.ne.jp

 

ごみ減量効果の試算:年間2.3kg

スーパーのレジ袋は一枚10g程度(ネット調べ)、

小さいポリ袋が一回3枚くらいで5g程度です。

旦那さまは週3回くらい買い物に出ているので、

 

( 10g/枚 + 5g/3枚 ) × 3回/週 × 52週/年 = 2,340g

 

週3回のお買い物でマイ・バスケットを利用することで、

年間2.3kg程度のプラスチックごみ減量になっている試算です。

 

ただし、このプラスチックのバスケット自体の重さが

0.61kg、スーパーのレジ袋3ヶ月分くらいのごみになります。