ファストフードのごみはどれくらい?
こんばんは。このブログでは、
ゼロ・ウェイストな暮らしを目指した
我が家の取組を紹介しています。
どなたかの暮らしのヒントになれば嬉しいです。
我が家は、朝ご飯は圧倒的に「ご飯派」です。
私自身はパンやシリアルでもいいのですが、
マーガリンの常備やシリアルのストックも
頻度が低すぎてやめてしまったので、
今となっては選択の余地なく、ご飯一択です。
(でも、旦那さまが不在の朝はこっそり
シリアルを楽しんだりしてもいます。)
しかし、金曜日の夜はお米の準備もさぼりがちで、
土曜日は朝から外食ということもしばしばでした。
以前はファストフードも朝食の選択肢として有力でしたが、
最近はやっぱり足が遠のいています。
とはいえ、いったい、どれくらいごみが出るのか?
気になったことを口実に、久しぶりに行ってみました。
キッチンスケールをカバンにしのばせて(笑
意外とごみが少ないモスバーガー
まずはモスバーガーにいってみたのがトップの画像です。
・・・あら?意外と使い捨て要素が少ないです。
カップが使い捨てでないのは予想してましたが、
ポテトやナゲットがお皿に乗ってきたのは想定外でした。
たぶん、お店にもよるのでしょうが、
ファストフード店としては
ごみは少ない方なんじゃないでしょうか。
2人分で消費したごみは以下の通り、合計32gでした。
プラスチック:15g
ストロー1g
サラダ容器8g
コーヒーのポーション容器0.5g
ドレッシング袋1g
ソース容器4.5g
紙:17g
ハンバーガーの包み×2:13g
砂糖袋:0.5g
ストローの袋0.5g
トレイの敷紙:3g
使い捨てないものがない、マクドナルド
別の日にマクドナルドに行ってみました。
さすがはザ・ファストフード店。
使い捨てないのはプラスチックのトレイだけです。
2人分で消費したごみは以下の通り、合計62.5gでした。
プラスチック:12.5g
コーヒーのマドラー:0.5g
ソース容器:4g
コーヒーのポーション容器1g
ストロー1g
コーヒーカップのふた3.5g
ジュースカップのふた2.5g
紙:50g
ハンバーガーの箱10.5g
ナゲットの箱8g
ハンバーガーの包み3g
ハッシュポテトの袋1g
ストローの袋0.5g
砂糖の袋0.5g
コーヒーカップ11g
ジュースカップ10.5g
トレイの敷紙:5g
ファーストフードに行くことで出るごみ
以上のように、ファストフードは1回行くと、ざっくり
ひとりあたり15~30gくらい
ごみを出すということが言えそうです。
モスバーガーの方が断然総量は少ないです。
↓公式サイトでは、使い捨てない食器を使うことが
CSRの取り組みとして謳われていました。なるほど。
ただ、プラスチックに限っていうとモスバーガーの方が多い。
これは、サラダを頼んでいるからで、
これがなければまた話が違ってくるのですが、
これをどう評価したものか、難しいです。
紙の袋1枚の消費を抑えられるポテトよりも、
プラスチック容器1つ使わなくて済むサラダをお皿に盛った方が
ゼロ・ウェイスト効果は高いのですが、
まあ、いろいろオペレーション上の事情があるんでしょうね・・・。
モスバーガーにはこのほかにも
油断ならない感じです。
今回は、ごみの重さが知りたかったので、
ごみの量でメニューを選んだり、
断れるものを断ったりはしなかったのですが、
プラスチック容器で出てきそうなメニューは
敬遠したいなあ、と思いました。
一方、使い捨てないものがないマクドナルド。
しかし、以前はハンバーガーを入れる容器も
一部プラスチックだったことを考えると、
かつてに比べれば減っているのかもしれません。
↓公式サイトでもごみ減量に取り組んでいることが
アピールされています。内容的にはまだまだ感が拭えませんが。
最近話題のストローは?
ストローについてみてみると、どこでも重さはだいたい1g。
ファストフード店で1人が出すプラスチックごみの1割未満、
というと少なく聞こえますが、総量として1/15~1/12くらい減量になるとしたら、
やる意味がないということはないと思います。
もちろん、それでオッケーというわけにはいきませんが。
ごみ減量効果の試算:年間1.2kg(プラスチック・紙)
上記からファストフード店で1人が1回で消費するごみの量を
ざっくり平均すると、プラスチック 7g、紙17gになります。
すでに我が家はファストフードをほとんど利用しないので、
ごみの減量効果を試算するのは難しいのですが、
例えば2人家族で月2回ファストフードの利用を控えると考えてみます。
プラ:7g/回 2回/月× 12月/年 × 2人 = 336g
紙:17g/回 × 2回/月× 12月/年 12回 × 2人 = 816g
2人家族で月2回ファストフードの利用を減らすと
年間1,152g ほどのごみ減量(紙とプラスチック)になる計算です。