わのわのゼロウェイスト暮らし雑記帳

シンプルでゼロ・ウェイストな「わ」の暮らしを目指し、おもにごみ減量のヒントを書き留める雑記帳です。

いつかごみになる洗濯機へ

 

おはようございます。このブログでは、

ゼロ・ウェイストな暮らしを目指した

我が家の取組を紹介しています。

どなたかの暮らしのヒントになれば嬉しいです。

 

家電ってほんとうに短命になりましたよね。

もう20年以上前のことですが、大学で一人暮らしを始めたとき

親に持たされたのは父が独身時代に使っていた炊飯器でした。

その時点ですでに製造から30年以上経っていましたが、 

まったく問題なく、私の学生生活を支えてくれたものでした。

我が家ではここ数年炊飯器は使っていませんが、

最後に使っていた炊飯器は、2,3年でふたのしまりが甘くなり、

美味しいご飯が炊けなくなりました。

我が国が誇る一流家電メーカーのものだったのに残念です。

  

さて、今日はそんな家電のなかでも大物、

だんなさまのつぶやきから端を発した、洗濯機考です。

 

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あと数年でごみになる?洗濯機

 

「脱・家電」志向

「洗濯機って、本当に必要なのかな?」

先日、旦那さまに突然、ぽつりと言われてびっくりしました。

確かに我が家には「脱・家電」志向があり、

炊飯器や電気ポットはすでになく、

食洗機や煖房温水便座なんかは

ハウスメーカーがタダでつけてくれるというのを

固辞した経緯もあります。

 

原発から自由になるために、

消費電力を少なくしたいというのもありますが、 

基本的に家電の「ブラックボックス」感が苦手です。

とくに、食洗機やら煖房温水便座やらの水回り家電は、

どこをどうきれいな水や汚れた水が通るのかわからず、

ずぼらな私には清潔に保てる気がしません。

 

そんな我が家で次に処分する家電は?と妄想すると、

私のなかでは

1.電子レンジ

  →現状、ごはんの「あたため」くらいしか使っていない。

2.掃除機

  →ほうきとはたきで済ませられないか?

3.テレビ

  →なくても困らない?

4.冷蔵庫

  →今はぜんぜん無理だけど、いつかはなしで暮らしてみたい。 

といった順番でした。

 

洗濯機のない生活を妄想してみる 

そうですか!洗濯機ですか。考えたこともありませんでした。

確かに、なまじっか洗濯機があるから

しなくていい洗濯までしている嫌いはあります。

ちょっとしたものは手洗い、ほかはコインランドリーで。

そんなライフスタイルはありでしょうか?

 

・・・(妄想中)

 

いやいやいやいや、ちょっとやっぱり、荷が重いですね。

洗濯機は週3回くらい回しています。

手洗いや、洗濯頻度の見直しで3回を2回にできるとしても、

 週2回のコインランドリー通いは

フルタイムの間はちょっと厳しい気がします。

徒歩圏にコインランドリーがあればまだ、

少し実現実があるのかもしれませんが。

 

でも、ちょっといいですね。

「冷蔵庫がなくても幸せな暮らし」と同じくらい夢があります。

死ぬ前に1度くらいチャレンジしてみたいです。

 

旦那さまに言われるまで思ってもみなかったことでしたが、

視点の違う人からは視点の違う発想があるものですね。

なんでも一度は検討してみるものだ、と思った出来事でした。

 

ごみとしての洗濯機を考えてみる

今のところ、実現できる気は全然しませんが、

試算するのは自由なので、やってみました。

洗濯機の重さはタテ型で40~60kg、

ドラム式で75~85kgもあるそうです(ネット調べ)。

ちなみにうちの洗濯機は取説を確認してみたら、46kgでした。

 

なんとまあ。びっくりするほど重いんですね。

 

そして、洗濯機の寿命は6-8年くらいだそうです(ネット調べ)。

 

たとえば、うちの46kgの洗濯機を

だましだまし10年持たせたとしても、

 

46kg ÷ 10年 = 4.6kg/年

 

毎年4.6kgのごみを消費していることになります。

 

いやはや!「脱・家電」はゼロ・ウェイストというより

趣味の活動に近いと思っていましたが、

なかなかのごみ減量効果ですね!

 

そして、ここで注目すべきは、重量としては

ドラム式>>>>>>タテ型ということです。

上記の試算がドラム式だと年間8kgです。

今の洗濯機を買うときに、ドラム式も検討はしています。

10年後にはごみになることや、その量のことは、

その頃はまったく考慮していませんでしたが、

結果的には、タテ型を選んだことは

ゼロ・ウェイスト 的にも正解だったのですね。

  

 ごみ減量効果の試算:年間3.4kg

我が家の洗濯機が46kg、もしドラム式を買っていたら80kg。

これを10年使うとして、その差は?

 

( 80 - 46 ) ÷ 10年 = 3.4kg/年

 

ドラム式ではなくタテ型の洗濯機を選んだことで、

1年あたり3.4kgのごみ減量になった計算です。

 

洗濯機選びにはそれぞれ家庭の事情があるので、

ドラム式は×、タテ型を買いましょう!という話ではありません。

(それを言うなら二層式なら25kg!もたなければ0kg!)

ただ、選択の基準のひとつとして「重さ」を意識してみるだけでも、

そこそこのごみ減量効果は期待できそうです。

次に洗濯機を買うときは、洗濯容量など、ぜひご一考ください。

 

我が家も、全廃は夢のまた夢だとしても

二層式なら夢にみてもよさそうです。

 

こうなると、冷蔵庫やエアコン(室外機含む)にも

同じことが言えそうですが、それはまた別のお話で。

 

 

 

↓試算にはこちらを参考にさせて頂きました。

www.shittoku-hikkoshi.com

 kadentity.com